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2021.12.23 16:00

スモールジャイアンツのネクストステージへのパスポート

高山医療機械製作所 代表取締役社長 高山隆志(左)、富士フィルター工業 代表取締役社長 汐見千佳(中央)、大都 代表取締役 山田岳人(右)

スモールジャイアンツが必ず持ち合わせる“情熱“と“夢”。そこに“安心”と“信頼”が添えられることで、次代はつくられてゆく。アメリカン・エキスプレスがサポートするのは挑戦者たちの成功への道程である。


Forbes JAPANではこれまで、創業10年以上で売上高100億円未満ながらもユニークなプロダクトやサービスを生み出す企業を発掘する『スモール・ジャイアンツ プロジェクト』を展開し、日本を代表するスモール・ジャイアンツ企業を数多く紹介してきた。2021年は、ビジネス・カードを通じて「小さな大企業」の経営者たちをサポートするアメリカン・エキスプレスが、スモールジャイアントの思想に共鳴し、Forbes JAPANとタッグを組んだ。

本記事では、日々の決済や国内外を問わない出張先で経営者が利活用しているアメリカン・エキスプレスの魅力について、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードのユーザーであるスモールジャイアンツ企業3社の代表に話を聞いた。

CASE 1
高山医療機械製作所
代表取締役社長 高山隆志


たかやま りゅうし◎1965年、東京生まれ。高山医療機械製作所 代表取締役社長。18歳から先代のもとで医療器具づくりを学ぶ。事業継承後、手順のデータ化と工程の機械化を進め、世界進出を実現。

東京の下町である台東区谷中に居を構える高山医療機械製作所は、1905年の創業以来、精密な医療用手術器具の製作で世界中の脳外科医から信頼を置かれている医療機器メーカーだ。足立区にある新工場にはスイス・BUMOTEC社やドイツ・インデックス社といった世界でもトップクラスの工作機械が並ぶ。高山医療機械製作所の高山隆志代表は自社の強みについて、「これまで職人の手作業でしか実現できなかった精緻な工作手順をデータ化し、ひとつの材料から多品種少ロットで高品質な手術器具の生産を可能にしたこと」だと話す。その結果、高山医療機械製作所の手術器具は世界50カ国に輸出され、各国の脳外科手術において多大な貢献を果たしている。

海外出張で世界中を飛び回ってきた高山にとってアメリカン・エキスプレスのビジネス・カードは、異国の地で常に心強い存在だったという。

——アメリカン・エキスプレスがどのようにビジネスに貢献したか教えてください。

「コロナ禍以前には商談で海外を訪れることが多く、1年間で世界を2周するほど多くの国を訪れていました。アメックスは海外のどこに行っても使えるので、現金は持ち歩かずに会計はすべてアメックスのビジネス・カードですませることができて、非常に便利です。

会食の際にはチップ込みで支払いをしてくれますし、一流ホテルに宿泊する際のデポジットもなんの心配もなく決済できます。アメックスのビジネス・カードを所持していることが、私の社会的な信用をどこにいても証明してくれるんです。また、弊社では営業職や工場長にもアメックスのビジネス・カードを持たせているので(※1)、経理を一元化できることも助かっています」

(※1)18歳以上の役員、または従業員の方には、追加カード会員として、カード毎に利用限度額を設定できる追加カードの申し込みが可能となっている。

——あなたにとってアメリカン・エキスプレスとはどういう存在ですか?

「トラベラーズチェックのころからアメックスのビジネス・カードを使いはじめて、今ではもう30年近い付き合いになります。アメックスは自分の信用を表してくれるパートナーのような存在であり、我が社にとっての“縁の下の力持ち”です」

高山医療機械製作所の事業のフィールドが世界に広がったとき、世界での“信頼”を補完してくれたのはアメリカン・エキスプレスだったと語った高山。ともに歩んだ30年はもはや絆である。その歩みはこれからも続いてゆく。


CASE 2
富士フィルター工業
代表取締役社長 汐見千佳


しおみ・ちか◎富士フィルター工業代表取締役社長。一般化学、食品、医薬品、自動車、航空・宇宙、家電、IT、クリーンエネルギーなどあらゆるフィルターを手がける富士フィルターを創業した父から継ぎ、2006年より現職。

続いて、話を聞いたのは1966年に高精度工業用フィルターの製造・販売会社として設立された富士フィルター工業の代表取締役社長・汐見千佳。富士フィルター工業は、自動車や電子部品部材、食品や医療機器、航空・宇宙といった幅広い産業の製造工程で不純物を濾過するために使用されるフィルターの開発から販売までの総合エンジニアリングを手がけている。汐見は「宇宙から水の中まで、モノの流れるところにはフィルターが必要です」と話す。近年では、普及が進むEV車や環境問題が指摘される大型船舶のバラスト水など、SDGs時代に需要が高まる場面でも同社のフィルターが広く活躍している。

汐見は、先代の社長である父から受け継いだアメリカン・エキスプレスのビジネス・カードを愛用しているのだという。

——アメリカン・エキスプレスがどのようにビジネスに貢献したか教えてください。

「国内外を問わず出張が多く、初めて行く土地でもアメックスのプラチナ・セクレタリー・サービスに電話をするだけで、ホテルの選定・手配からレストランの予約といったアレンジメントを一括でお任せできるんです。また、現地でトラブルにあった際にも迅速に対応してもらえてすごく助かっています。

精算についてもウェブ上で一括してできますし、私が覚えていない決済なども問い合わせるとすぐに確認・処理をしていただけることがありがたいです。

また、弊社では一年に1回、アメックスで貯めたポイントをさまざまな体験型ギフトと交換して、新年会の景品にして社員に還元しています。社員にとっても貴重な体験ができるチャンスなので、すごく盛り上がるんですよ」

——あなたにとってアメリカン・エキスプレスとはどういう存在ですか?

「先代社長である父は当初、私に会社を継がせる気がなかったそうです。それでも私が社長になるときには会社とともにアメックスのビジネス・カードを繋いでくれたので、私にとっては大人として認められた証でもあります。今ではそっと私のそばにいてくれて、不安を取り除いてくれるフィルターのような存在になっています」

父から娘へ、事業承継とともに繋がれたアメリカン・エキスプレスは汐見にとって、先代の父から後継者として認められた証でもあった。海外でのトラブルから守ってくれた一枚のカードには、父親としての優しさも込められていたのだろう。


CASE 3
大都
代表取締役 山田岳人


やまだ たかひと◎1969年、石川県生まれ。大学卒業後、リクルートを経て、98年に義父が経営する大都に入社。2002年にEC事業を立ち上げ、11年に代表取締役へと就任。14年、体験型DIYショップ事業を開始。

最後に紹介するスモール・ジャイアンツ企業は、大阪市で工具のネット通販を手がける大都だ。1937年に金物の卸問屋として創業された同社は、三代目社長である山田岳人が事業継承したことを機に2002年にEC事業を開始。それまでの問屋業を廃業し、流通モデルの再構築から自社のブランド「DIY FACTORY」の立ち上げといった大転換を果たし、今では取り扱いメーカー6000社にも上るECサイトを運営している。山田は「今ブームになっているDIYを日本でも文化として定着させ、自分たちらしい暮らし方のできる人々を増やしていきたいです。DIY文化が広がることで、社会の幸福度も上がると確信しています」と語る。

大都では、アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードが、透明性の高い経営を行ううえでおおいに役立っているという。

——アメリカン・エキスプレスがどのようにビジネスに貢献したか教えてください。

「弊社は2015年に大型資金調達を行ったことで、それまでの個人商店的な経営スタイルからよりガバナンスが効いた透明性の高い経営へとシフトしました。その際に増えた役員全員にもアメックスのビジネス・カードを渡して(※1)、クラウド型ERP(統合基幹業務システム)連携によって経理を一元管理できるようになったのです。そのおかげで、バックオフィスのスリム化やリモートワークも進みました。経理を見える化したことで社員の意識も変わり、会社自体の文化にも寄与していると感じます。

また、インターネットビジネスではネット広告費やレンタルサーバ費の関係で月々の支払い額に波がありますが、必要に応じて与信枠を広げる相談に乗っていただけるのも非常に便利です」

(※1)18歳以上の役員、または従業員の方には、追加カード会員として、カード毎に利用限度額を設定できる追加カードの申し込みが可能となっている。

——あなたにとってアメリカン・エキスプレスとはどういう存在ですか?

「我々が普段生活をするなかで、今はもうスマホがないと本当に不便だし不安になりますよね。私にとってアメックスのビジネス・カードは、スマホと同じように常に持ち歩いていないと不安になってしまうくらい便利なツールです」

個人商店から企業へ。大都の事業拡大においてバックオフィス業務を支えたアメリカン・エキスプレス。同社の更なる成長にアメリカン・エキスプレスはマストピースとして機能し続けるはずだ。



ニッポンが誇る小さな大企業の輝きを支える

世界を股にかけて活躍する「小さな大企業」の代表たちは、いずれもアメリカン・エキスプレスのビジネス・カードに対して出張先やバックオフィス業務における“安心”と“信頼”を口にしていた。現代は先行き不透明なVUCA時代とも呼ばれている。ことビジネスの世界は日進月歩で進化を続け、経営者は常に不安と戦いながら社会に益する事業を展開している。アメリカン・エキスプレスのビジネス・カードは、今後もそんな「小さな大企業」の足下を照らし続けていく。


>>本インタビューの動画視聴はこちらから


そう、ビジネスには、これがいる。
アメリカン・エキスプレス

Promoted by アメリカン・エキスプレス / Text by 須賀原みち / Photographs by 平澤潔司