「イカゲーム」が米国のトップ10から脱落、公開3カ月で初

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ネットフリックスで配信中の大ヒットドラマ「イカゲーム(Squid Game)」が、配信開始以来はじめて米国のトップ10リストの圏外に離脱した。このドラマは、11週間連続で人気ドラマのランキング(U.S. Top Ten TV)の10位以内に入っていたが、12月5日までの1週間のランキングで初めて、圏外に沈んだ。

番組タイトルの“Squid Game”のグーグルでの検索回数も先週、数カ月で最低に落ち込み、ピーク時の10月の10%に減少した。また、“What is Squid Game”や“Squid Game costume”といったフレーズの検索回数も、10月初旬にピークを迎えた後、減少に転じている。

「イカゲーム」は先週、世界45カ国でトップ10に入っていたが、5億7100万人が視聴した10月初旬には94カ国でトップ10に入っていた。このドラマは先週、ネットフリックスで配信中の非英語圏のテレビ番組の世界トップ10リストで4位だった。

先週、最も視聴された非英語圏のテレビ番組は、スペイン語の犯罪ドラマ「ペーパーハウス(Money Heist)」のパート5で、米国のトップ10リストでは4位に入った。先週の米国での1位は、ケビン・ハートとウェズリー・スナイプスの「トゥルー・ストーリー ~嘘と真実」だった。

「イカゲーム」は、9月17日の配信開始から1カ月で世界の1億1100万人に視聴され、9週間にわたり世界のトップ10リストの首位に立っていた。

ファン・ドンヒョク監督は、シーズン2の制作が進行中で、主人公がさらなる困難に直面することになるとメディアの取材に述べている。

編集=上田裕資

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