ライフスタイル

2021.12.12 13:00

暮らすように、自由に旅行を楽しむホテル「MIMARU SUITES 京都四条」

アパートメントホテル「MIMARU」は新シリーズとして、全室2ベッドルーム以上のスイートタイプで構成された都市滞在型ホテル「MIMARU SUITES」をオープンした。立地は京都中心部の四条駅から徒歩3分。自宅のような温かな空間で、“京都で暮らすような滞在”を提案するため、新シリーズで仕掛けたこととは?
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よい道具を使うことで、ワンランク上の日常を


“暮らすような滞在”というコンセプトを聞いたとき、キッチンがあることは誰でも予想がつくだろう。

「MIMARU SUITES 京都四条」が一味違うのは、「よい道具」と、家族や仲間と大勢で宿泊した際の「プライベート空間」を全室で提供している点にある。

まずは「よい道具」から紹介しよう。
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1階に併設された「みまる道具店」には、創業百余年、日本の手仕事のセレクトショップ「川端滝三郎商店」や、食器や民芸、荒物などの生活道具を取り扱う「倉日用商店」など、京都の目利きが集めた日用品が揃っている。宿泊者はこちらのアイテムすべてを無料で利用することができる。


1階ロビーに構える「みまる道具店」。客室で使う道具を選ぶのも楽しみのひとつ

折り紙付きの老舗や名店で食事をするのはもちろんのこと、長逗留するのであれば、「京の台所」と称される京都錦市場商店街などを冷やかし、手に入れた食材やテイクアウトの料理を持ち帰って、客室で食事をするのも一興だ。職人技の光る器や調理道具などを使うことで、ワンランク上の日常を楽しめることだろう。



器による味の違いを楽しむお茶・酒器セットや、珈琲・鍋・お寿司などの調理道具セットも用意

一点もののアンティーク家具に囲まれて


「MIMARU SUITES」は、アパートメントホテル「MIMARU」の新シリーズ。これまで高級シティホテルに数室しかなかった“2ベッドルーム以上のスイート”を全室に採用している。

客室は、3ベッドルームタイプ17室、2ベッドルームタイプ19室、プレミアムタイプ1室の計37室で、平均75平米もの広さがあり、しかも、1室あたり1泊平均約5万円と、滞在しやすい料金設定も魅力的だ。


プレミアムルームのリビングルーム。4K対応のプロジェクターも用意されている

おすすめは最上階に設けられた、1部屋限定のプレミアムルームだ。京都の街並みの先には、世界遺産に認定された「音羽山 清水寺」も臨むことができる。この部屋の広さは98平米。一点もののアンティーク家具に囲まれた特別仕様になっており、2つのベッドルーム、2つのバスルーム、リビングダイニングルーム、小さな「川端滝三郎商店」で構成されている。


全室、バスルームに加え、主寝室にプライベートシャワールームがついている

萩ひめ徳利、桜ふじ冷酒杯揃、常滑焼のフリーカップ、欅の螺旋箸など、著名な作家の作品も含めて展示されており、こちら滞在中にすべて利用できる。


プレミアムルームに併設された「川端滝三郎商店」
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文=堀 香織 写真=nanaco

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