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2021.12.14

パッションの共鳴が、組織を動かす──海外経験を持つ私を躍動させるオープンカルチャーの正体

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2021年7月、電通デジタルはさらなるグローバル化に向けて大きな一歩を踏み出した。

Isobarネットワークの一員である電通アイソバーとの合併。CXデザインとテクノロジーの融合に強みを持つ同社と一体となることで、よりスケールの大きなソリューションの提供を実現している。

その変化の節目に立ち会い、電通デジタルの未来に大きな期待を寄せている一人の女性社員がいる。ソーシャルエクスペリエンスデザイン部でプランニングディレクターとして活躍する飯村玲香だ。

高校卒業後はニューヨークの大学に進学し、在学中から現地のメディア企業でマーケティングやPRを幅広く経験してきた。帰国後は事業会社の経営企画室を経て2017年に電通アイソバー(現:電通デジタル)に入社した。

グローバル人材らしい自由でオープンな雰囲気をまとう飯村。メンバーを「パッションに溢れた、フラットで親しみやすい人たち」と愛情を込めて語る彼女には、生涯をかけて実現したい夢があるという。会社の合併とともに電通デジタルの一員となった今、情熱の向かう先を聞いた。

NYで見た、東日本大震災。芽生えた、日本に貢献したいという「使命感」


アメリカに親族を持ち、幼い頃から毎年のように両国を行き来していた飯村は、海外の風を感じながら大人になった。

進学したニューヨークの大学でマーケティングに興味を抱き、大学2年生の時にインターンを開始。最後に所属したメディア企業ではライティングからSNSアカウント運用、PRイベント運営まで幅広い職種を経験する。無我夢中で取り組むうちに、あっという間にビザの期限を迎えようとしていた。

日本への帰国を前に、飯村の胸中には一つの使命感が芽生えていたという。

「私がアメリカにいる間に、東日本大震災が発生しました。『日本のために何かしたい』と考え続けた結果、日本の製品をグローバルでプレゼンすることに力を発揮したいと思うようになったんです。

そもそもアメリカや中国が成功しているのは、自分たちの国のモノを世界にうまく発信できているから。一方、日本には美しい工芸品など素晴らしいモノがたくさんあるにもかかわらず、まだ十分には世界に知られていません。私が日本の世界に対するマーケティングやPRの力を底上げすれば、日本を元気にできるのではないかと考えました」

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日本の製品を世界に広げるなら、まずは日本企業のビジネスを知る必要がある。

そう考えた飯村は、マーケティング・PRだけではない世界にも足を踏み入れる決意をした。帰国後に入社した事業会社では、社長直轄の経営企画室に1年間在籍し、ビジネスプロデューサーとして海外スタートアップのM&Aや新規事業の立ち上げに奮闘した。

今までとは全く異なる業務に打ち込む日々の中で、飯村はビジネスパーソンとしての視野を広げつつも、マーケティングに対する想いはより一層強まったという。

「仕事で関わるサービスに次々と愛着が生まれてしまって、ローンチ時だけではなくその後もずっと携わっていきたいと強く思うようになりました。次の転職ではマーケティングやPRのクライアントワークに集中できる企業を探して、電通デジタル(当時:電通アイソバー)にたどり着いたんです」

領域特化型のエージェンシーも一度は検討したが、「PRだけ」「SNS運用だけ」といった部分的な業務ではなく、企画からオペレーションまで総合的にクライアントのマーケティングに携われる環境が魅力的だった。

また「海外にルーツを持つ会社なら、ハイブリッドなバックグラウンドを持つ自分の経験もきっと活かせる」という期待感があったそうだ。会社の成り立ちに、自分自身の生い立ちを重ね合わせたのだろう。

飯村を進むべき方向へと決定づけたのは、後の上司となる面接官の一言だった。

「『ここは自分次第で好きな風を吹かせられる場所。クライアントのためになることならぜひ君の風を吹かせて君らしく、思いのままに行動してください!』と言ってくださったんです。この会社ならきっと私のパッションの赴くがままに働ける。自分を活かして働くイメージが明確に持てた瞬間、ここだと思いました」

パッションを持つ者同士だから、言いたいことを言い合える


現在は誰もが知るグローバルブランドのSNS戦略を担う飯村。イメージ通りの働き方ができていると満足げな表情だが、その環境は自ら築いた部分も大きいという。

「入社当初は営業の下にプランニングチームがあり、その下にSNSの企画運用チームがいる体制で、クライアントと私たちの距離がとても遠かったんです。常に営業を通してコミュニケーションを取っていたので、部分的な情報しか降りてきませんでした。

でも、クライアントに対して受け身な状態では、適切な施策の提案はできません。相互にコミュニケーションを取れる環境が必要だと考えました」

そこで飯村は、まず営業とのリレーション構築に力を入れる。SNSアカウントの運用方法について積極的な自主提案を積み重ね、プランナーとしての信頼を獲得。その後さまざまな体制変更を通じて、今ではクライアントと直接対話できる状況になったそうだ。

「全体を俯瞰した状況でクライアントと議論することによって、より本質的で効果の高い施策を提案できるようになりました。期待以上の成果を出し、それが積み重なれば新しいご相談をいただけます。クライアントとこうした関係性を構築できるのは、認知検討からファン化・CRMまで、首尾一貫してマーケティングに携われる電通デジタルの醍醐味だと実感しています」

会社側が新たな業務体制を受け入れてくれたのは、電通グループ内に共通して存在する「パッション」故だと、飯村は考えている。

「電通グループは巨大な組織ですが、一人ひとりの中に『いいものを作りたい』という想いが強くあります。パッションを持つ者同士だからこそ、言いたいことを言い合える。相手との信頼関係さえ築ければ、柔軟に動いてくれる組織なんだと思いました」

情熱が共鳴し合い、組織を動かす大きなうねりとなる。飯村が自分らしく働けているのは、そんな良き化学変化が日々生まれる環境だからなのだろう。

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唐突な「Hello」から始まる、拠点間のグローバル連携


飯村のようなグローバル人材に、日本企業である電通デジタルのカルチャーはどう見えているのか?職場で関わった人たちを一人ひとり思い浮かべる様子で、次のように答えた。

「部署や役職関係なく、本当にフラットなんです。コロナ前の出社していた時期は、擦れ違う人全員が挨拶をしますし、廊下に出ると『そのヘアスタイルいいですね』なんていろんな人が話し掛けてくれるので、オフィス時代はなかなか会議室にたどり着かなくて大変でした(笑)

オンラインでも、そのフラットさは活かされています。一緒に仕事をしたことがない人に依頼や相談をしにくいケースも多くあると思いますが、電通デジタルではいつ誰に相談してもウェルカムなので、そこからどんどんといいシナジーが生まれています。」

大企業でありながらこうした社風なのは「仕事そのものをライフスタイルと捉えている人が多いから」だという。いい意味で、仕事を仕事と思っていない。そんな人たちの集まりだからこそ、オープンマインドな関わり合いが自然と実現されるのだ。

飯村自身の明るさも、きっと周囲にいい影響を及ぼしているのだろう。今後については、自身のバックグラウンドを今まで以上に活かし、電通デジタルのグローバル展開に貢献していきたいと力強く語った。

「これまで私は、香港やベトナム、タイ、ニューヨークのIsobar拠点と一緒に仕事をしてきました。もちろん最初から面識があったわけではありませんが、チャットで突然『Hello』と声を掛ければ相手は快く応じてくれます。どの拠点もそうやって連携を進めてきました。

今後は電通グループの海外拠点をフルに活用して、会社のプレゼンスを主体的に上げていきたいです。それはハイブリッドなバックグラウンドを持つ私だからこそ、率先してやっていけることだと思っています」

飯村の情熱は、既に電通グループの中に新しい風を吹かせつつある。かつてニューヨークで抱いた「日本企業のマーケティング力を底上げしたい」という夢が実現する日は、そう遠くはないのかもしれない。

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Promoted by 電通デジタル | text by Mai Ichimoto | photographs by Shunichi Oda | edit by Ryosuke Goto

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