SmartHR本体の役員も続けます
また、冒頭でも書いた通り、SmartHR本体の取締役ファウンダーとしても在籍し続けます。
SmartHR本体の取締役としての立場と、いちグループ会社の代表としての立場。その両方の立場を活かして、グループ全体の最適化を考慮しつつも、各グループ会社の自由度も制限させない。全体のバランサーとして、積極的にグループ経営に関与していきます。
また、先程SmartHR社のカルチャーについて書きましたが、当然、私自身も、この会社のカルチャーを生み出してきた中心人物だと自覚しています。これからも、いち取締役として、この会社のカルチャーに良い影響を与えていきたいと考えています。
SmartHRを応援してくださっている皆さんへ
ビックリさせたらすみません。
でも、これは私達なりに考えた最善の選択です。
会社経営は、正解がわからない選択の連続です。これまでの9年間もそうでした。
本当に人事労務の市場でビジネスをスタートでいいのか? 本当にこのVCから資金調達していいのか? 本当にこの人を採用していいのか? 本当にこの人事制度をスタートしていいのか? etc...
迷ったときはいつでも「どの選択肢が正解かはわからないが、選んだほうを正解にする実行力こそが大事」だと思って経営してきました。
CEOを退任するという選択、芹澤さんに新CEOのバトンを渡すという選択、この選択が100%正しい選択だったかどうかは現時点ではわかりません。
しかし、これまで通り、この選択を正解にできるように、芹澤さんはより一層の成長を見せてくれると思いますし、私もそれをサポートしたいと思っています。
引き続き、SmartHRと、新CEOの芹澤さんをよろしくお願いします。
最後に、ちょっとだけ宣伝です。
今週12月11日に開催される「WORK and FES 2021 “Relationship”」で、現CEOの宮田と、新CEOの芹澤さんとで「これからの時代の、企業と人の関係性」というテーマで喋るセッションがあります。
僕たちの出番は18:55-20:00。イベント当日、公式サイト内でライブ配信(無料・申し込み不要)を行いますので、そちらからご覧ください。
日本語ラップ好きの皆さんへ
SmartHRの旧社名は株式会社KUFUでした。これはライムスターの「K.U.F.U」という曲名からとっています。
創業初期の苦しい時代には、何度も諦めかけましたが、ZORNの「My Life」や「奮エテ眠レ」を聞いて頑張ってきました。退任直前にはForbes JAPANの表紙を飾ることができ「だが時は経ち 今じゃ雑誌のカヴァー」も体現できました。ここまで頑張ってこられたのは、日本語ラップのおかげです。
退任のテーマ曲はZORNが昭和レコード(当時、般若、SHINGO☆西成が在籍)を辞めて独立するときに出した「Don’t Look Back」でお願いします。
おわり