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(c) Mobileye

米半導体大手インテルは6日、自動運転技術を手がけるイスラエルの子会社、モービルアイを2022年に米国で上場させる計画を明らかにした。発表を受けてインテルの株価は7日、4%超上昇した。

ウォールストリート・ジャーナルが先に報じていたところによると、モービルアイの評価額は500億ドル(約5兆7000億円)を超える可能性がある。

インテルは2017年にモービルアイの全株式を153億ドル(現在のレートで約1兆7000億円)で取得した。その後、電気自動車(EV)メーカーなど自動運転関連企業は、投資家の高い関心を背景に評価額が急激に高まっている。

両社の発表によると、インテルはモービルアイの新規株式公開(IPO)後も過半数の株式を保有し、戦略的パートナーの関係を維持する方針。

インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は「モービルアイの買収は大成功だった」と総括し、IPOは「モービルアイのイノベーションの実績をさらに高め、投資家にとっての価値を解き放つ最高の機会になる」と述べた。モービルアイの2021年の売上高が前年比40%超になる見通しであることなども明らかにした。

インテルはここ数年、業績不振が続き、投資家からの圧力にさらされている。モービルアイの上場は、今年2月にトップに就任したゲルシンガーによる構造改革や新市場開拓に向けた最新の取り組みとなる。

モービルアイ上場のニュースが伝わるとインテルの株価は一時8%上昇し、その後やや値を戻して7日は約4%高の水準で推移している。

インテルの株価は年初来では6%あまりの上昇となっているが、140%の急騰を記録しているエヌビディアをはじめ、ほかの半導体メーカーに比べると低迷ぶりが目立っている。

編集=江戸伸禎

インテル自動運転

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