ビジネス

2021.12.10 06:00

ネットとリアルの相乗効果で躍進、米美容小売がドアダッシュと提携

Bruce Bennett/Getty Images


プレイサーのマーケティング担当のバイスプレジデントは、健康とウェルネスへの注目が高まっていることが、美容関連の分野の成長を後押ししていると指摘する。メーカー側がそれに対応する計画を推進していることも、成長の実現につながっている。
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さらに、コロナ禍からの経済の回復に向けた動きが見え始めるなか、通勤を再開する人やイベントの開催が増加。パンデミックの発生以降、一時はほとんど成長がみられなかったメイクアップ用品市場が、再び活性化するとの期待感も示されている。

キンベルCEOは2022年の美容品業界についても、引き続き強さが保たれるとの見方だ。差別化を実現したアルタ・ビューティーの品ぞろえ、強力なロイヤルティプログラム、フィジカルとデジタル販売の独自の組み合わせにより、同社は新たな年においても、「好調な業績に向けた位置づけを維持することができる」と述べている。

また、同社のリワードプログラム、「アルタメイト・リワーズ」は加入者が過去1年で13%増えて約3590万人となり、加入者の購入額も過去最高を更新している。ターゲットのリワードプログラムとも連携させたことから、加入者は今後、さらに増加すると見込まれている。

編集=木内涼子

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