マネー

2021.12.07 15:00

【12月第1週資金調達まとめ】セカンドホーム・サブスクリプションサービスのSanu、総額22億円を調達


Preferred Robotics


調達額:20億円
調達先:アマノ

自律移動ロボットに関する事業を行うPreferred Networksの子会社。

2021年11月、アマノを引受先とする20億円の資金調達を実施。

調達した資金の大半は、財務基盤の強化、優秀な人材の確保、ロボットの開発および製造のための投資に充当する予定だ。

また、アマノとの強固なパートナシップにより、アマノが持つ顧客基盤、営業力、サポート力を活かして早期にロボット製品の販売体制を整えるとともに、同社の既存事業と連携して業務用清掃ロボットを共同開発する予定だ。

ベーシック


調達額:11億円
調達先:One Capital(リード) / i-nest capital / 博報堂DYベンチャーズ
備考:金融機関からの融資を含む

オールインワン型BtoBマーケティングツール「ferret One」を提供する企業。

「ferret One」は企業が行うBtoBマーケティングの効率化を目指すWebマーケティングツールだ。誰でも簡単にページのレイアウトや編集ができるCMS機能で、これまで外注にかかっていたコストをカットできるのが特徴だ。ツールをまたがずに、メールマーケティングやLP制作など必要な施策実行できる環境と、BtoBマーケティングの戦略サポートにより、マーケティング担当者の課題を解決する。

また同社は他にも、フォーム作成管理ツール「formrun」なども提供している。「formrun」はフォーム作成からフォームに入力された顧客情報の管理までをワンストップで利用可能なツールとなっている。

2021年12月には、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)との資本業務提携を締結。

今回の資本提携を通して、DACが同社の今後の成長に寄与することで、デジタルを活用した生活環境や企業活動の未来創造を目指す。

Space BD


調達額:10億4000万円
調達先:Pavilion Capital / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル / アニヴェルセルHOLDINGS / インキュベイトファンド
備考:累計資金調達金額は18億9000万円に到達

国際宇宙ステーション(ISS)船外や船内での実験対象品の打上げプロジェクトサポートサービス「ISS実験サービス」などを展開するスタートアップ。

「ISS実験サービス」は、ISS船内外での実験対象品を打上げるプロジェクト全体の企画運営サポートサービス。

同社はJAXA初となる国際宇宙ステーション"きぼう"からの衛星放出事業や、船外実験装置利用事業にて連続で事業者選定された、唯一の企業として事業を展開している。

他にも、衛星打上げプロジェクトをトータルでサポートする「衛星打上げサービス」などを提供しており、欧米企業の寡占状態となっている超小型衛星打上げサービスのグローバル市場において、日本の打上げ手段の最大活用を前提とした世界のトップグループ入りを目指す。

2021年11月には既存株主であるインキュベイトファンド、アニヴェルセルHOLDINGS等、新たに加わったPavilion Capitalから総額10億4000万円の資金調達を発表。

これにより、今後の国内外の多様な打上げ手段の確保による衛星打上げサービスの拡大、同社競争力の根幹である人材採用・組織力の強化をさらに加速させる予定だ。

文=STARTUP DB

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事