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ビジネス

2021.12.06

スポティファイがコメディアンらと対立、ロイヤリティ問題で

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コメディアンのティファニー・ハディッシュ(Getty Images)

スポティファイは、ロイヤリティと著作権をめぐる争いの中で数百人のコメディアンのコンテンツを削除した模様だ。12月4日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。

WSJによると、俳優でコメディアンのケビン・ハートやティファニー・ハディッシュ、ジョン・ムラニーらは、世界的な権利管理会社のスポークン・ジャイアンツ(Spoken Giants)と協力して、スポティファイやユーチューブ、パンドラなどのストリーミングサービスに、彼らのジョークに対するロイヤリティの支払いを求めているという。

契約はまだ成立しておらず、スポティファイはスポークン・ジャイアンツに対し、コンテンツを削除すると伝えたという。

コメディアンらは、スポティファイやユーチューブなどのストリーミングサービスから、出演料の支払いを受けているが、ソングライターが得るようなロイヤリティを受け取っていない。

スポティファイはWSJの取材に対し、同社がコメディのコンテンツに「多額の資金」を支払っており、今後もそうしたいと考えていると述べた。

2019年に設立されたスポークン・ジャイアンツは、自社のウェブサイトで「スポークンワードの著作権のための初のグローバルな権利管理会社」と謳っており、コメディアンやポッドキャストの配信者、スピーチライターなどの代理人を務めている。

同社のパイロットプログラムでは、コメディアンのルイス・ブラック、ジェリー・ディー、ダン・カミンズなどの初期メンバーの10万ドル以上のロイヤリティを徴収していた。

著作権とロイヤルティをめぐる争いは、音楽業界でも続いている。3月には、デュア・リパやアリアナ・グランデなどのヒット曲を書いた300人以上のソングライターたちが公開書簡で、著名アーティストが「いじめ的な戦術や脅し行為」によってソングライターの権利を侵害することをやめるよう要求した。

また、テイラー・スウィフトのようなアーティストは、自身の楽曲を再録音して新バージョンをリリースすることで、楽曲の権利を取り戻す動きに出ている。

ジャスティン・ビーバーやアリアナ・グランデ、カニエ・ウェストらのマネージャーを務める音楽マネージャー、スクーター・ブラウンは、2019年6月にスウィフトの過去アルバムの原盤権を取得した後、プライベート・エクイティ企業のシャムロック・キャピタルに売却していた。

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編集=上田裕資

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