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(c) JOKR

食料品や日用品をわずか15分で配達する超速宅配サービスの「ジョーカー(JOKR)」が、新たに2億6000万ドルを調達し、評価額を12億ドル(約1360億円)に引き上げた。

ドイツのフードパンダ創業者のラルフ・ウェンゼルが3月に設立したジョーカーは、ニューヨークに本拠を置き、4月にヨーロッパ、北米、ラテンアメリカの一部の都市でサービスを開始した。同社は、7月のシリーズAで1億7000万ドルを調達していた。

ジョーカーは、ここ1年ほどの間で急増した「15分以内の配達」をアピールするフードデリバリー企業の1社で、世界15の都市に200のハブを設置し、数千種類に及ぶ食料品や日用品を保管し、配送を行っている。今後は、これらの地域のより多くの都市やエリアに進出する予定という。

今回のシリーズBラウンドには、GGVキャピタルやタイガーグローバル、Activant Capital、Baldton Capital、HV Capitalなど、多くの投資家が参加した。新たな資金は、ジョーカーが最も人気を博している米国および南米でのプレゼンスをさらに高めるために使用されるという。

ジョーカーは、最初に進出したいくつかの都市ですでに黒字化を果たしたと述べている。「当社が提供するインスタントデリバリーサービスは南米と米国で好評で、GMV(取引総額)は週あたり15%のペースで伸びている」と創業者のウェンゼルは述べた。

ジョーカーは、サービス地域の拡大と並行して、ソフトウェア開発を強化し、ユーザーの好みや購入動向を予測するアルゴリズムを在庫管理に用いることで、食品ロスの削減に取り組む計画だ。

今回のラウンドの投資家の一人であるGGVキャピタルのマネージングパートナーのHans Tungは、「ジョーカーのチームの経験と実行力は、素晴らしい顧客エクスペリエンスと急速な拡大を同時に実現できる。小売をよりオンデマンドでパーソナライズされた、持続可能なものにするという彼らのミッションを支援してきたい」と述べた。

編集=上田裕資

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