Weiboのブロガーが11月26日にブログに投稿した情報によると、Huawei Watch Dは米国のFDA(食品医薬品局)に相当する中国の国家薬品監督管理局の第二種医療機器登録証を取得したという。
ここで気になるのは、Huawei Watch Dがどのようにして血圧を測定するのかだ。サムスンのGalaxy Watch 4も、韓国などの特定の国のバージョンで血圧測定に対応しているが、正確な結果を得るためには、カフ(腕帯)タイプの血圧計でキャリブレーションを行う必要がある。
これに対し、ファーウェイのスマートウォッチは、カフを用いずにGalaxy Watch 4よりも低い価格で、非常に高い精度の血圧測定を可能にしたという。Huawei Watch Dは、中国市場向けのもので、欧州や米国向けのリリースはアナウンスされていないが、今後何らかのアナウンスがあることを期待したい。
ファーウェイのスマホは現在、Google PlayやGmail、グーグルマップなどのグーグルのサービスが利用できないため、中国以外の国では魅力が半減しているが、同社のスマートウォッチは、まだ広い範囲にアピール可能だ。
さらに、ファーウェイから独立したHonorのスマートウォッチにこの血圧測定テクノロジーが搭載される日も、そう遠くはないのかもしれない。