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ウーバーは、カナダで大麻ビジネスに参入した。同社は11月23日、オンタリオ州のウーバーイーツ(Uber Eats)のアプリに大麻カテゴリを追加し、オンラインでの注文と支払いを可能にすると発表した。ただし、ウーバーイーツは大麻のデリバリーは行わず、顧客は注文した大麻を店舗で受け取ることになる。

現時点でウーバーは、「Tokyo Smoke」という店名のディスペンサリー(認定販売所)のみと提携しており、ウーバーイーツで大麻を購入した顧客は、1時間以内にオンタリオ州にある50店舗のいずれかで受け取ることができる。カナダは連邦レベルで大麻を合法化しているが、デリバリーは禁止している。

今回の提携は、ウーバーが大麻ビジネスに正式に参入する初めてのケースとなる。しかし、同社はこの市場への参入を以前から検討していた。投資銀行のコーウェンは、2025年までに合法大麻産業の年間売上高が401億ドルに達し、2030年には1000億ドル(約11兆4000億円)に達すると予測している。

ウーバーCEOのダラ・コスロシャヒは4月のCNBCのインタビューで、「連邦法の整備が整い、大麻をとりまく法律がクリアになった際に、我々は必ずそれ(デリバリー)を検討するつもりだ」と述べていた。米国では、医療用大麻を合法化した州が37州に達し、18州が成人の娯楽目的の使用を認めているが、連邦レベルではまだ違法とされている。

一方、カナダでは、2018年に成人用の大麻が連邦レベルで合法化され、ウーバーのような上場企業がこの業界で実験を行うための準備が整った。カナダでは、米国とは異なり金融機関や決済サービスプロバイダーも、大麻ビジネスと合法的に関わることが可能だ。

大麻関連の調査企業BDSAによると、カナダでは昨年、大麻の売上が40億ドルに達したという。しかし、今でも国内の大麻販売量の約40%を違法な業者が占めており、政府はその対応に苦慮している。

ウーバーは同社とTokyo Smokeとの取り組みが、オンタリオ州の人々に合法的な大麻を購入するための安全で便利なオプションを与え、違法な業者を排除することにつながると述べている。

Forbes JAPAN編集部

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