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Rosemarie Mosteller / Shutterstock.com

アルファベットの自動運転テクノロジー部門のウェイモは、物流大手UPSとのパートナーシップを拡大し、これまでの都市部の配送用車両に加えて、より大きな荷物を運ぶための大型トレーラーの自動運転のトライアルを開始した。

カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くウェイモは11月17日、UPSとの新たなトライアルを開始すると発表した。同社のトラック輸送と配送に特化した部門の「ウェイモ・ビア(Waymo Via)」は、UPSのダラス・フォートワースとヒューストンの施設間の輸送を手がけるという。

ウェイモのトラック部門の責任者のチャーリー・ジャットは、「UPSとの取り組みで、クラス8のトラックによる貨物輸送を行い、当社の自動運転システムWaymo Driverの安全性と効率性を評価できることは、この上なく喜ばしい」と述べた。

物流業界ではドライバー不足が深刻になる中、自動運転ソリューションへの関心が高まっている。この分野では、4月のTuSimple のIPOに続き、今月はオーロラとエンバーク(Embark)が株式を公開し、早ければ来年にも人間が運転操作をしない大型トラックの運行を開始しようとしている。

ウェイモは、フェニックス郊外でロボットタクシーサービスの「ウェイモ・ワン」を展開中だが、ここ1年間でトラック輸送プログラムを強化している。同社は昨年、トラック輸送部門のウエイモ・ビアを立ち上げ、10月にダイムラーのトラック部門と提携し、自動運転トラックを共同開発すると発表した。

ウェイモ・ビアは現在、40台の大型トレーラーを保有しているが、そのうち何台をUPSの貨物向けに使用するのかを明らかにしていない。同社は現時点では、人間のセーフティドライバーを同乗させた、自動運転のトライアルを行っている。

ウェイモ・ビアは昨年から、フェニックス郊外のUPSの拠点間で、より小さな荷物の配送のトライアルを開始していた。このプロジェクトに同社は、クライスラー・パシフィカのミニバンの一部を改造した自動運転車両を投入している。

編集=上田裕資

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