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持続可能な経営

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2003年に「ラーニングエッジ」を立ち上げて、本物と本質にこだわった教育事業に取り組んできました。

経営者向けのセミナーの講師には、アンソニー・ロビンズやアップル創業者スティーブ・ウォズニアック、ユーチューブ創業者チャド・ハーリー、ツイッター創業者ビズ・ストーン、ジェイ・エイブラハム、ブライアン・トレーシーなどを招聘。世界トップクラスの講師が、それまでヴェールに包まれていたビジネス・ノウハウを赤裸々に発信した内容が話題を集めました。

それに伴い、運営しているビジネスセミナーポータルサイト『セミナーズ』は、40万人以上の方に受講していただき、おかげさまで日本トップクラスの実績を達成できました。

前職の外資系コンサルティング企業で学んだ「マーケティング」や「マネジメント」に加えて、最近では、「持続可能性」に関する経営哲学が、いかにビジネス業界で求められているかを実感しています。

「人に魚を与えれば、一日食べさせる事が出来る。だが、魚釣りを教えれば、一生食べさせる事が出来る」という言葉は、私が掲げている企業コンセプトであり、座右の銘としていますが、この言葉は、コラムタイトルにもある『持続可能な経営』にもいえることなのではないでしょうか。

教育の“価値”と“実践”と“成果”


私は、大学卒業後に入社した人材業界のベンチャー企業で、アメリカの企業視察ツアーに参加する機会を頂きました。当時のシリコンバレーで最先端企業やウォルマートの経営システムに触れる機会があって、よりグローバルに仕事をしたいと思うようになり、外資系のデロイト トーマツ コンサルティングに仕事の場を移しました。

そこでは、アクサ生命、ボーダフォン、ゼネラルモーターズなどの華々しいビッグ・プロジェクトを任される日々。まだ若かった20代の自分は、休みなく仕事に没頭し、何とか自身を成長出来ないかと試行錯誤した時に、数多くのビジネスセミナーに参加しました。

驚く程に、セミナーで学んだことを仕事の現場でそのまま実践していったところ、直ぐに大きな成果が得られたのです。教育の価値や重要性を実感した瞬間です。



世界のビジネス界を揺るがした“株主市場主義からの脱却”宣言


“持続可能な経営”を語る上で、象徴的な出来事があります。2019年、アメリカ版・経団連ともいえるビジネスラウンドテーブルが「株主至上主義からの脱却」を発表しました。これはトップニュースとして、世界中の経済メディアで取り上げられました。

生き馬の目を抜くかのような売上至上主義が原則といわれていた、アメリカのビジネス社会。それまでは、四半期の決算さえ良ければ、優秀な会社であり、有能なCEOと認識されていました。

「だが、これからの未来は違う。全てに関わる関係者のベネフィットを考えることなく利益だけを追い求めていたら、サステナブルな社会にならない」というメッセージだったのです。ここでいう全ての関係者とは、お客さま、取引先、地域経済、環境を指します。

文=中村麻美

サステナブル
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