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ニューヨークの不動産大手が、支払い手段をビットコインのみに限定したコンドミニアムを2900万ドル(約33億円)で売りに出した。このことは、高級不動産市場においても、暗号通貨が大きなトレンドになりつつあることを示している。

ヤフーファイナンスの11月16日の記事によると、マンハッタンの不動産会社マグナム・リアル・エステート・グループは、グラマシーパークに新たに建設される合計約840平方メートルの3つのコンドミニアムを合計2900万ドルで売りに出し、支払いをビットコインのみとしている。

この取引は、ビットコイン決済サービスのBitPayを通じて行われ、同社は受け取ったビットコインをドルに交換して、マグナム社に支払うという。

ビットコインの価格は先週、史上最高値の約6万9000ドルに達しており、マグナムの代表のベン・シャウールは、暗号通貨の保有者が投資先を多様化したいと考え始めると予想している。

BitPayによると、同社の10月の決済の約32%が不動産、宝石、金、ヨットなどの高級品の購入によるもので、この数字は上昇しているという。

支払いをビットコインのみとする不動産取引は珍しいが、不動産業界では少なくとも2014年から、暗号通貨による取引が始まっていた。BitPayの最高マーケティング責任者のBill Zielkeは、同社が数年前から暗号通貨ベースの不動産取引を手がけており、国内外の買い手と連携し、最近ではスキー場の別荘などの高級物件に注力しているとヤフーファイナンスに語った。

今年6月には、マイアミの高級住宅が2250万ドル相当の暗号通貨で匿名の買い手に販売され、暗号資産による不動産売買としては史上最高額と報じらた。

マイアミの不動産開発業者のアレックス・サピアは、「シームレスでセキュアな暗号通貨を用いた不動産取引には、力強い需要がある」と述べている。暗号通貨を用いた不動産取引は、ブロックチェーン上で行われるため、暗号化されており、安全で銀行や従来の決済手段を介さずに行える。

EDMの有名DJのデヴィッド・ゲッタは現在、マイアミにある高級コンドミニアムを1400万ドルで売りに出しており、現金に加えてビットコインとイーサリアムでの支払いを受け付けている。

編集=上田裕資

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