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for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、11月2週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

丸紅アークログ


調達額:6億9930万円
調達先:前田建設工業 / 長谷工コーポレーション

建築建材の総合検索プラットフォーム「Arch-LOG」を提供するスタートアップ。

「Arch-LOG」には、約120万点(2021年10月時点)の建築建材が登録されており、例えばガラスや石材、防水材といったカテゴリーや、特定のメーカー名、キーワードなどで必要な建築建材を検索することができる。

また、複数のメーカー製品を比較しながら選定することができるため、従来のように膨大なカタログの中から手作業で商品を探し出す必要もなく、サンプル請求も異なるメーカー分が1クリックで可能だ。

さらに、選定した建材を用いたデジタルマテリアルボード作成機能や、高精細CG画像もリアルタイムで生成が可能なBIMレンダリング機能も実装。

プロジェクトに関わる全てのメンバーが参加して、施主や顧客へ3D・CGでの仕様提案ができるなど、WEBベースでのプロジェクトの“見える化”が実現している。

2021年11月には、長谷工コーポレーション、前田建設工業を引受先とした第三者割当増資を実施。これにより総額6億9930万円の資⾦調達を完了し、資本金は16億9430万円となった。

今回の調達を受けて、引受先企業が推進するあらゆるプロジェクトでの建材選定が「Arch-LOG」を介して徹底的にデジタル化されるとともに、「Arch-LOG」への掲載建材も飛躍的に拡大していく見込みである。

トリニティ・テクノロジー


調達額:6億1000万円
調達先:ジャフコグループ / GMO VenturePartners / 三菱UFJキャピタル / 横浜キャピタル / フューチャーベンチャーキャピタル
備考:シリーズAラウンド / フューチャーベンチャーキャピタルは東日本銀行地域企業活性化ファンドを通じて出資

家族信託クラウドシステム「スマート家族信託」を開発・運営するスタートアップ。

「スマート家族信託」は家族信託をより広く普及させるために開発されたサービスだ。

家族信託とは、高齢者が自分の財産管理を家族など信頼できる第三者に委託することで、認知症により本人による意思表示が難しくなった後においても、財産の凍結を防ぎ、本人や家族のための財産の利用・活用を担保する制度である。

同サービスは、家族信託蘇生後の資産管理をアプリ上で手軽に行うことができる上、アプリを通じて司法書士・税理士等の専門家に相談することができるようになっている。

2021年10月には、ジャフコ グループ、GMO VenturePartners、三菱UFJキャピタル、横浜キャピタル、フューチャーベンチャーキャピタルを引受先とし、約6億1000万円の第三者割当増資を実施した。

本調達により、採用・組織体制の強化、およびプロダクト開発の強化を目指す。

文=STARTUP DB

資金調達
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