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Yasin Ozturk/Anadolu Agency via Getty Images

テスラのCEOのイーロン・マスクは先週末、税金の支払いのために自身の持ち株の1割を売却すべきかどうかを、ツイッターで問いかけて注目を集めたが、11月10日に開示された書類で、彼が週明けの月曜日に大量のテスラ株を売却したことが分かった。

米証券取引委員会(SEC)が10日に公開した2つの提出書類によると、マスクは8日、報酬の一部として受け取った220万株のストックオプションを行使し、約11億ドル(約1250億円)相当のテスラ株を売却していた。

マスクは1株あたり1170ドルで、テスラ株を売却した。この価格は、1年前の株価を約180%上回る水準だが、4日につけた史上最高値を約6%下回っていた。

マスクは現在、約1億7170万株のテスラ株を保有しており、今回売却した株式は全体の1%未満だった。

米議会では超富裕層への課税強化のため、株の含み益に課税する案が検討されている。マスクはこれを受けて「ここ最近、含み益が租税回避の手段だと言われていることから、私が保有するテスラ株の10%を売却することを提案する」とツイッターに投稿していた。

この提案は、ツイッターユーザーの圧倒的な支持を得たが、10日に開示された書類で、マスクは以前、来年に失効予定のストックオプションの税支払い費用を賄うために、9月14日に株式を売却する予定だったことが明らかになった。

マスクは、この件についてのフォーブスからのコメント要請に応じていない。

テスラの株価は10日の取引を約1068ドルで終えた後に、時間外取引で2.7%上昇した。

テスラの株価は、マスクのツイートが投資家の懸念を引き起こした結果、先週の高値から13%下落し、約1630億ドルの時価総額が失われた。しかし、この下落にもかかわらず、テスラの時価総額は現在もなお1兆ドルを超えている。

編集=上田裕資

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