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2021.11.30

女性の活躍が世界中の「ギャップ」を解き放つ。「美容が世界を救う」を体現するReFaの信念

左/MTG BEAUTYブランド本部本部長 兼ブランドディレクター 加藤寿恵 右/Forbes JAPAN Web編集長 谷本有香

「美しさ」の定義が変わりつつある。古い固定観念のよろいを脱ぎ捨て、向かうべき新しい時代の女性の生き方・働き方を、美容ローラーに加え、シャワーやドライヤーがヒットを続ける美容ブランド「ReFa(リファ)」ディレクター加藤寿恵とForbes JAPAN Web編集長の谷本有香に聞いた。


―2021年9月30日開催のForbes JAPAN WOMEN AWARD 2021では、AI CROSSの原田典子CEO、デザイナー/アーティストである篠原ともえにReFa特別賞が贈られました。アワードへの思いをお伺いできますか?

加藤寿恵(以下、加藤):弊社が美容事業を立ち上げておよそ15年が経過します。そして2015年ごろからは、「バイタルビューティー」というテーマを掲げ事業開発に注力してきました。ただ単に肌の表面を美しくするだけでなく、人間が本来もっている体や心の機能を正常に保ち、その結果として美しい人生を歩めるようサポートしていきたいという思いを込めています。私たちが考えるバイタルビューティーという言葉には、自分らしく生き生きと生きることで内側から生み出される輝き、という意味も含まれます。WOMEN AWARDでは、まさにバイタルビューティーを体現された方々に特別賞を贈らせていただきました。同時にReFaが表現したい価値を強く伝えることができたと考えています。

谷本有香(以下、谷本):今年のWOMEN AWARDは大きな転換点になったと考えています。これまでは、男性中心の企業文化のなかに一握りの“スーパーウーマン”がいて、その方々を周囲が評価するという傾向が強かった。しかし、今年は自分たちのお手本として“こうなりたい”と身近に思えるロールモデルが現れ始めていることが確信できる年になりました。しかも受賞された方々には、女性であることや、リーダーとして注目されているということを意識してこられなかったケースが多い。バイタルビューティーと通じますが、会社の評価だけではなく、それぞれが確固とした意思をもち人生を積みあげてこられた女性たちの生き様が、自然と浮き上がってきたという印象です。一方で、多くの企業ではそのような彼女たちが、取締役、社長レベルの意思決定の場にまでは行きついていないという現状も明らかになりました。今後、さらなる高いステージに女性たちが上っていくことが、ジェンダーギャップを克服するために必要な課題だと感じました。

―令和の時代においても、女性には「美しくあらねば」という強迫観念めいた“美”への意識がつきまとっているように思います。美容に対する考え方をお聞かせください。

加藤:私は、「美容が世界を救う」と信じて美容業界に飛び込みました。それは、女子校に通っていた学生時代から、美を他者に強要されるのではなく、美容を通じて自分自身を客観的に観察したり、前向きになれる経験が多かったからかもしれません。ただ実際に美容業界に入るとギャップを感じることも多々ありました。世の中の価値観がすでに決まっていて、メーカーは広告という手法でそこに消費者をあてはめていこうとする。画一性を追求する美容の在り方に違和感を覚えていたのです。

その違和感を解消してくれたのが、自分たちが立ち上げたReFaブランドでした。美容ローラーが発売されたときに、ある人に「女性がブラジャーをつけ始めたときのような商品だね」と言われました。それまでのコルセットとは違い自分の思うまま自由に動くことができ、瞬く間に働く中流階級の女性に支持されたブラジャーの歴史に重なると。つまり、画一的な価値観に縛られず、もっと自由に自分だけがもつ魅力を引き出すもの、それが美容の新しい在り方なのではないかと考えるに至ったのです。

昨今ではさらに一歩進んで、美容はウェルネスと同義になりつつあります。肌は脳と密接な関係にあり、肌を美しく保つことは健康や人生そのものを輝かせることにつながります。美容は今後、人生の幸福、すなわちウェルビーイングを支えるものになるというのが私自身の考えです。

谷本:私も日本社会は画一的な美しさを追求する傾向が強いと感じます。特に年を重ねれば重ねるほど、目立たない、控えめで自然体に戻ることが美しいという美意識ですね。もちろん、それは尊重すべき価値観ではありますが、美容や美しさはもっと自由であっていいと思います。同時に美容は自分の個性を磨き、拡張する強力なツールです。美しさを磨くことは「セルフシェービング」であるという考え方、そしてその先にウェルビーイングがあるという意識がもっと広まればよいと思います。


”美容は今後、人生の幸福、すなわちウェルビーイングを支えるものになる。”

壁を突き破るために必要な“力”


―美容を通じて女性の活躍をどのように支えられると考えますか。

加藤:私はまだ女性が社会で活躍するためにはハードルがたくさんあると考えています。特に日本でリーダーになる女性は、結婚や育児など、自分の経験に裏打ちされた声を、男性だけでなく、同性である同僚の女性たちに対しても届けなければ聞いてもらえないという現状があります。私自身の経験から感じることは、その壁を突き破っていくためには強いパワーが必要だということ。そのパワーとは、権力でも政治力でも、適応力でもなくて、自分らしさや夢などポジティブな心のもちようのことです。そこで心の強さと輝きをサポートするのが、まさに美容なのではないかと思います。

谷本:確かに海外の女性起業家の方たちと話をすると、美容の話題で盛り上がります。そこには、美容を通じて人生を楽しみたいというエネルギーや、意思を発露したいという強いモチベーションがあるような気がします。女性たちが社会で活躍していくうえでの共通言語であり、エネルギーの交換手段が美容なのではないかと。


”女性たちが活躍することは、社会全体のウェルビーイング向上につながる。”

―美容の力に支えられた女性がさらに社会で活躍するようになったとき、世の中はどのように変化すると思われますか。

加藤:世の中にはジェンダーギャップのほかにもさまざまなギャップが存在します。ギャップは意思を奪いますし、マイノリティであればあるほどその傾向は顕著です。ジェンダーギャップが解消される過程は、その他のギャップが解消される過程のひとつ。女性が活躍することで、ほかのギャップをもった方々も世の中の生きづらさから徐々に解放されていくはずです。

谷本
:旧来型の資本主義が終わりを告げるなか、ウェルビーイングなど新しい指標が経済を測る物差しになりつつあります。肩書や、旧来の経済合理性だけを追求しない女性たちの意見や生き方が増えてくれば、きっと旧来型の資本主義の価値観に縛られてきた男性たちも楽になるでしょう。女性の活躍が、世の中の構成員全員のウェルビーイング向上につながる。それはきっと確実なことだと思います。


“既成の美”ではなく“創出する美”を



エステティシャンの手技を再現し、大ヒットを続けている美容ローラー「ReFaカラット」シリーズ。2009年のブランドローンチから10年以上経過したがなお女性たちから愛され続ける同製品シリーズ、そしてReFaブランドは、「バイタルビューティー」をひとつの“目的地”として掲げる。

「どんなにシワシワでも、心から笑っているおばあちゃんはとても素敵です。また、女性アスリートが金メダルを取った瞬間、メイクをしていなくても美しいと感じます。理由はきっと、生きている力がしっかりと伝わるから。肌がきれいになることはもちろん、生きる力の表現を支えることができるような商品開発を今後も続けていきたいです」(加藤)

時代の移り変わりとともに美の定義を刷新し続ける“思考の強さ”こそが、ReFaブランドのロングセラーを支え続けている。



ReFa
https://www.refa.net/

加藤寿恵(かとう・かずえ)◎MTG BEAUTYブランド本部本部長兼ブランドディレクター。美容ローラー「ReFaカラット」を大ヒットさせた立役者。現在、ReFaブランド総責任者として商品企画からPRなどを統括。

谷本有香(たにもと・ゆか)◎Forbes JAPAN Web編集長。2004年に米国でMBAを取得。その後、日経CNBCキャスター、同社初の女性コメンテーターとして従事。これまでに3,000人を超える世界のVIPにインタビューした実績有り。

Promoted by ReFa / text by Jonggi Ha / photographs by Tadayuki Aritaka / edit by Kana Homma

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