「私に創造性はない」 そう思う場合も実践できる6つのこと

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4. 点を結ぶ視点を身につける


スティーブ・ジョブズは、創造性を物事を結びつける能力に例えた。また、米思想家のヘンリー・デビッド・ソローが「大事なのは、何に目を向けるかではなく何を見出すかだ」と言ったことは有名だ。

意識的に考えれば、他の人が見逃すような詳細な部分にも気づくことができる。創造的な人は全ての感覚を使い、観察力が非常に鋭い。こうした人は、何が可能かを思い描くためにユニークな視点を採用しアイデアや考えの点を結ぶことで、会社や顧客に非常に重宝される、需要のある革新者や創造的思考者になる。

5. 量が増えれば質も高まることが多いことを理解している


創造性を大事にすると、自然と多くのアイデアが生まれるだろう。こうしたアイデアには素晴らしいものもあれば平凡なものもあり、一部は無惨に失敗するかもしれない。しかし、創造的な人は失敗にくよくよせず、むしろ失敗は継続的な創造的思考を刺激するものだと考えている。自分自身を検閲するよりも、恐れずにできる限り多くの新たなアイデアを生む自由を自分自身に与え、これまで誰も考えなかったようなことを創造する可能性を上げよう。

6. 楽しむことを忘れない


創造性の特に良い点の一つは、最も予期していないときにインスピレーションが浮かぶことだ。次の素晴らしいアイデアが浮かぶのは、リラックスして遊びに興じているときである可能性が高い。そのため「創造的」になろうとして自分に負荷をかけても効果はない。

代わりに自分を大目に見て、創造力にあふれた天才アルバート・アインシュタインの姿勢を採用してみてはどうだろう? アインシュタインは「創造性は知性が楽しんでいる状態だ」と述べた。これは創造性の構築に対し、私が気に入っている考え方だ。

翻訳・編集=出田静

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