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アルケミーCEO Nikil Viswanathan/Getty Images

Dapps(分散型アプリケーション)の開発環境を提供する「アルケミー(Alchemy)」の共同創業者のジョセフ・ロー(32)とニキル・ヴィスワナサン(34)は、2015年に、「Down To Lunch」と呼ばれるミートアップアプリを成功させて、起業家としてのキャリアをスタートさせた。

彼らは、このアプリをブロックチェーン技術で強化しようと考えたが、そのためのプラットフォームが存在しないことに気づき、自分たちでそれを構築しようと考えた。2020年8月に一般公開されたアルケミーは、瞬く間に世界をリードするブロックチェーンの開発プラットフォームに成長した。

アルケミーは10月28日、アンドリーセン・ホロウィッツが主導するシリーズCで、2億5000万ドルを調達し、累計調達額が3億4500万ドルに到達したことを発表した。今回のラウンドで、同社の評価額は35億ドル(約4000億円)とされた。

アルケミーのビジネスは非常に収益性が高く、今後10年間の運営を賄うための十分な資金を確保しているという。

「今回の調達は、資金面の目的からではなかった」と、アルケミーのCEOのヴィスワナサンは話す。「私たちは、ブロックチェーンをできるだけ早く世界に普及させるために、この分野で最高のパートナーと手を組みたいと考えた。アンドリーセン・ホロウィッツは、最高のパートナーだ」

「アマゾンのAWSのブロックチェーン版」と呼ばれる、アルケミーの開発ツールを使用することで、さまざまな規模の企業がブロックチェーンベースのプロダクトを世に送り出せる。同社の顧客としては、イーサリアムのブロックチェーン上で最初のNFTを開発し、そのうちの1つが750万ドルで販売されたCryptoPunks のチームや、世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaが挙げられる。

アルケミーのツールには、イーサリアムAPIやアプリのノーティフィケーション、分析ダッシュボードなどがあり、それらは無料で利用できるため、世界中のほぼすべてのNFTの開発者に使用されている。同社は、それらの高度なバージョンや、エンタープライズ向けプロダクトの販売で収益を得ている。

編集=上田裕資

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