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上阪徹の名言百出

Lane Oatey/Getty Images

世界的な大企業にして、世界最大の電子商取引サイト「アマゾン・ドット・コム」。1995年に設立されたわずか5年後に日本法人であるアマゾンジャパンにジョインし、翌年から社長を務めているのが、ジャスパー・チャンさんです。

香港に生まれ、1986年に香港大学工学部を卒業。キャセイ・パシフィック航空を経て、87年にカナダに移住し、プロクター・アンド・ギャンブル・インク(P&G)に入社。95年に日本に赴任し、その後、創業間もないアマゾンジャパンと出会うことになりました。

かつてのインタビューで、チャンさんはこんなことを語っていました。

「これまでの人生を送るうえで大事にしてきたのは、非連続的な変化でした。常に新しいことに興味を持つ。新しいことに挑む。より大きなことにチャレンジする。この姿勢があったから、僕はいろんなチャンスを得ることができたし、いろんな人と出会うことができたと思っています」

「非連続的な変化」を求めていたからこそ、早いスピードで自分自身を成長させることができたというのです。

「2000年のアマゾンジャパンとの出会いも、やはり非連続的な変化を求めていたときに起こりました。しかも、偶然の重なりで」

日本に来て5年目、チャンさんはインターネットに興味が湧き、自分なりに勉強していたようです。

「やがて、さまざまに情報収集する過程で知り合った仲間が増えていくんですが、そのうちの1人が、アマゾン・ドット・コムの日本進出に奔走していた創業メンバーの知り合いだったんです。日本語で言えば『知り合いの知り合い』と言うんですね、これは(笑)」

こうしてアマゾンジャパンの人間と出会い、日本のインターネットビジネスについて活発に議論する場に立ち会うようになり、一緒にやらないかと誘われました。

「引き受けた最大の理由は、アマゾンの社員が持っていた情熱の強さでした。創業者のジェフ・ベゾスのビジョンを信じ、その可能性を信じ、日本のカスタマーのために自分たちに何ができるかを必死で考えていた。それまで見たことがないような熱いものでした」

大学時代に学んでいたのはエンジニアリングでしたが、そのとき魅力に感じていたのは、数字の分析だったといいます。子どもの頃から数字に強く、その数字から何を読み取っていくかという分析に関心がありました。

「好きだったし、得意だったんですね。この得意なスキルを使ったことで、僕は自分の力を大きく伸ばしていくことができたと思っています」

文=上阪 徹

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