マネー

2021.11.02 13:00

【10月第4週資金調達まとめ】神経・精神疾患領域新薬開発のアキュリスファーマが68億円調達


インフキュリオン


調達額:22億円
調達先:Minerva Growth Partners / GMO VenturePartners / マネーフォワード / SBIインベストメント / SMBCベンチャーキャピタル / みずほキャピタル
備考:マネーフォワードと資本業務提携

ウォレットASPシステム「Wallet Station」など、決済×テクノロジーを軸としたサービス提供を行う企業。

「Wallet Station」は、銀行口座と連動したスマホ決済、送金、クーポン機能などを持つウォレットサービス。

ユーザーアプリ、加盟店アプリから管理システムまでをワンストップで提供している点が魅力だ。

同社は他にも、BaaS(Banking as a Service)プラットフォーム事業を中心に、発行業者のビジネスにフィットする多様な発行形態に対応した、次世代Visaカード発行プラットフォーム「X Card」、決済情報を一元管理する加盟店向けダッシュボード「PayDash」、「デジタル商品券プラットフォーム」などを展開している。

2021年10月には、Minerva Growth Partnersをリード投資家として、GMO VenturePartnersなどからの総額約22億円の資金調達を発表。

海外テクノロジー業界やスタートアップのグロースステージ支援において豊富な知見を有するMinerva Growth Partnersをバックに、一気に成長を加速していく予定だ。

BluAge


調達額:12億円
調達先:Angel Bridge / NTTファイナンス / ABCドリームベンチャーズ
備考:シリーズBラウンド / その他、複数の投資家を含む

部屋探しプラットフォーム「Canary」の運用を行うスタートアップ。

「Canary」は、不動産仲介業者の業務をデジタル化する業務効率化ソリューションとお部屋探しアプリである。

“無駄なやり取りなく、すぐに内見したい”というニーズに応え、内見したい物件と日時を入れるとエリアに詳しい不動産エージェントをマッチングし、内見から契約を迅速に案内することができる。

無駄なプロセスを排除することで、仲介手数料をこれまでの賃料1カ月分から削減することも実現した。

内見を希望する場合は、LINEによるスムーズなやり取りも可能あるのに加え、契約も好きな場所からテレビ電話で行うことができるのが特徴だ。

2018年10月にリリースした「Canary」のプレビュー版では、1万以上のアプリダウンロード、1000件以上の内見依頼を記録している。

2021年9月には、シリーズBラウンドにおいて、Angel BridgeやNTTファイナンス、ABCドリームベンチャーズなどを引受先とする約12億円の第三者割当増資を実施。今回調達した資金は人材採用・マーケティングに充てるとしている。
次ページ > 再生可能エネルギーを活用した電力の供給事業

文=STARTUP DB

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