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最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介

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選手が着用するユニフォームは、世界にブランド名を訴求したい企業にとって最高の宣伝の場だ。なかでも欧州サッカークラブの「胸スポンサー」は広告価値が高い。楽天はバルセロナと総額約356億円の契約を結んだが、これは年間額にすると世界3位の巨額契約。だが、バルサを含む3クラブが来季で現スポンサーとの契約を終了する。勢力図は一変するだろう。

1:スポンサー名 2:年間平均額 3:契約料金総額(契約期間)

1位 レアル・マドリードCF
1:エミレーツ航空 2:$82.5M 3:$413M(5年)
2011年からUAEの航空会社エミレーツがスポンサーを務めるが、年間約91億円の超大型契約は2021/22シーズンまで。

2位 マンチェスター・ユナイテッドFC
1:チームビューワー 2:$64.9M 3:$325M(5年)
米シボレーに代わり、独ソフトウェア企業が胸スポに。ユニフォームのみの契約で総額約357億円はプレミアリーグ最高額。

3位 FCバルセロナ
1:楽天 2:$64.8M 3:$324M(5年)
4年契約の延長オプションで、来季までユニフォームに楽天の名が入る。年間約71億円のスポンサー料は最終年、約38億円に。

4位 パリ・サンジェルマンFC
1:アコー 2:$57.0M 3:$171M(3年)
世界展開するフランスの大手ホテルチェーン、アコーホテルズの会員向けプログラム「ALL」が、2019年より3年契約。

5位 アーセナルFC
1:エミレーツ航空 2:$56.0M 3:$280M(5年)
2006年からメインスポンサーを務めるエミレーツが2023/24シーズンまで契約継続。同社は28年までのスタジアム命名権も。

6位 リバプールFC
1:スタンダードチャータード銀行 2:$55.3M 3:$221M(4年)
2010年から英国の老舗銀行との契約を続けている。現在の年間スポンサー料は約60億8300万円で、契約当初の2倍。

7位 チェルシーFC
1:スリー 2:$55.2M 3:$166M(3年)
横浜ゴムが2015年から胸スポの地位にあったが、英通信会社スリーと新契約。同社はホームスタジアムに5G環境の整備も。

8位 ユベントスFC
1:ジープ(FCA) 2:$53.1M 3:$159M(3年)
胸に躍る「Jeep」の文字は、FCA社(経営統合により2021年1月よりステランティスN.V.)が保有する四輪駆動車のブランド。

9位 トッテナム・ホットスパーFC
1:AIAグループ 2:$50.0M 3:$400M(8年)
スタジアム新設でNFLと10年契約を結び、米国企業との関係を強化。保険会社AIAと8年総額約55億円の契約締結に成功。

10位 FCバイエルン・ミュンヘン
1:ドイツテレコム 2:$35.4M 3:$283M(8年)
2002年から契約を結ぶドイツ通信会社。スポンサー料の拠出に加え、20年からホームスタジアムで5Gのサービス提供開始。

算出方法
ユニフォームに社名が掲出されている企業が、クラブに支払っているスポンサー料に基づく。契約総額から1年あたりの平均値を年間額として算出(1ドル=110円で換算)。

文=フォーブス ジャパン編集部、杉山大祐、鬼頭佳代

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