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最先端の経済誌「Forbes JAPAN」の記事紹介

スパイス料理研究家 印度カリー子

次代を牽引する新しいリーダーを発掘し、ビジネスからサイエンス、スポーツ、アートなど多彩なジャンルから30人の才能に光をあて、その活動をForbes JAPANとしてエンカレッジしていくことを目的としている「30 UNDER 30 JAPAN」。

今年、各分野に精通した専門家や業界オーソリティ、過去受賞者で構成されるアドバイザリーボードと編集部で審査を行い、フード部門の受賞者として選出されたのが、印度カリー子だ。



「誰でもつくれるスパイスカレー」の第一人者、印度カリー子。カレー好きな姉のために香辛料を使うカレーをつくりながら、スパイスを極めようとの意欲が開花。初心者が簡単につくれるスパイスセットの販売、レシピ開発や商品開発コンサルティングを手がけてきた。


──コロナ禍で料理を自分でつくる人も増えました。

スパイスカレーづくりに興味をもつ人がとても増えました。毎日食卓を準備している人や初心者向けの気軽につくれるレシピやセットをつくれるのが自分の強みです。

──今後の人生で10〜20年をかけて、実現したいことは?

スパイスはまだ一般にはカレーを中心に一部の料理で使うものという認識です。しかしスパイスを専門的に研究して思うのは、植物由来の成分が体内に入って作用し、体に好影響を与える「化学式」が成り立つ分野ということ。

少子高齢化で今後も健康改善への需要は非常に大きくなり、「スパイスの時代が来る」と確信しています。そのうち和食でも使うのが当たり前になるかも。誰もがスパイスの知識をもち、健康のため日常で使うのが常識になっている世界を私がつくりたいと思っています。

──もし1億円をもらえたら?

お金と時間をいくらでも使えるのなら、1年間のインド修業がしたいです(笑)。いまより、もっとスパイスの真実に迫りたいので。


いんどカリーこ◎1996年生まれ。スパイスセットのネット販売を手がける香林館代表。東京大学大学院で食品科学を専攻。初心者向けのスパイスカレーレシピを開発する。著作も多数。

text by Shumon Mikawa photographs by Shunichi Oda

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