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ジャック・ドーシー(Amal KS/Hindustan Times via Getty Images)

ツイッターが10月26日に発表した第3四半期決算は堅調な内容で、売上高とユーザー数の伸びが予想とほぼ一致し、アップルのiPhoneのプライバシー規約変更による影響が予想よりも少なかったことから、株価は上昇した。

ツイッターの第3四半期の売上高は、前年同期比37%増の12億8000万ドル(約1460億円)で、デイリーアクティブユーザー数は500万人増の2億1100万人だった。

1株当たりの損失は54セントで予想を上回ったが、これは主に株主訴訟の解決のために9月に支払った一時的な和解金によるものだった。

ツイッターの株価は、26日の取引中に1%以上下落したが、決算発表後には4%近く上昇した。投資家の多くは、25日のフェイスブックと21日のスナップの決算がまちまちだったことから、アップルが4月末に行ったiPhoneのプライバシーに関する変更がツイッターの収益にどの程度の影響になるかを注視していた。

アップルの新たなポリシーがツイッターを含む企業の広告事業を混乱させたにもかかわらず、ツイッターは決算発表の中で、iOSのプライバシー変更による影響は最小限に抑えられたと述べ、同社の四半期の広告収入は前年同期比で41%以上増加し、11億4000万ドルに達した。

ツイッターは、第4四半期に関しても、アップルのポリシー変更が全体の収益に及ぼす影響が、わずかなものになると予想している。

アップルは、今年4月末のiOS 14.5のアップデートで、ターゲット広告の効果と収益性を低下させるATT(App Tracking Transparency)と呼ばれる新機能を導入した。事業のほぼすべてをモバイルで展開しているスナップは、21日の決算報告で、アップルのプライバシー変更が広告売上に予想以上の打撃を与えたことを認め、同社の株価は25%以上も急落していた。

また、25日に決算発表を行ったフェイスブックも、売上高が予想を下回り、CEOのマーク・ザッカーバーグが「アップルのiOS 14の変更による逆風が続く」と警告したため、翌日の株価は4%近く下落した。

フォーブスは、ツイッターの共同創業者でCEOのジャック・ドーシーの保有資産を145億ドルと試算している。

編集=上田裕資

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