職場のストレス、自分でできる5つの対処方法

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4.他の人にも期待値を設定する


同僚や上司の仕事にも期待値を設定しよう。いま取り組んでいる仕事について、障害になりそうなことや進み具合などに関する自分の意見を伝えるのだ。あなたが懸念を表明しなければ、他の人にはその懸念が伝わらない。

仕事をうまくこなすには、たとえ正式な管理職についていなくても、他の人を管理することが求められる。あなたの上司や職場の幹部は、プロジェクトを達成するために必要な日々の細かな業務や短期的な作業を把握していないかもしれない。コミュニケーションをとることで、彼らが各自の目標や組織全体の目標を達成できるようにする必要がある。

他の人に期待値を設定するというのは、若手の従業員にとっては難しいことだが、できないことはない。何も、相手に口答えしろというのではない。相手の権威に歯向かうわけでもない。ただ事実を伝え、解決策を提示するだけだ。

あなたからのコミュニケーションは、相手にとっても、成功を収めるうえで重要だ。期待値を設定することで、自分の仕事量をうまく管理し、組織の目標達成をサポートし続けることが可能になる。

5.助けを求める


助けを求めることは、職場でのストレスを軽減するための最も簡単な答えかもしれないが、最もハードルの高い行動でもある。助けを求めるには、自分の弱さを認める必要があるからだ。

助けを求めることは、あなたが無能や無知であることを意味するものではない。むしろ、自分のいま現在の対応能力を理解していて、自分のプライドを守るより、組織の目標達成を優先していることの表れだ。積極的に助けを求め、受け入れることは、チームの一員として重要なことだ。

皆さんには、ストレスの多い状況をもっとうまく管理する力がある。現実的な毎日のToDoリストを作成し、テンプレートを活用し、チームメイトとの関係を築き、期待値を設定し、助けを求めよう。

翻訳=高橋朋子/ガリレオ

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