職場での「レコグニション」が重要な理由

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人間味を持たせる


人間味のあるレコグニションに勝るものはなく、相手に自分の仕事が無視されているわけではないことを示せる。手書きのメッセージ(リモートワークの場合は郵送したり、スキャンしてメールしたりできる)を送れば、非常に心のこもった形で従業員の仕事ぶりを評価し、成功や実績や努力を讃えることができる。

実績だけでなく努力も評価する


プロジェクトに率先的に関わり、納期に間に合わせることに貢献し、追加の仕事にも頻繁に手を挙げる従業員は、その努力と献身を評価されるべきだ。これは、従業員が今の努力を続ける上でのモチベーションを維持する上で、最も有益なフィードバックとなる。レコグニションがなければ、自分の努力が気付いてもらえないというフラストレーションが溜まり、追加のタスクや努力をしなくなってしまう。最悪の場合、離職してしまうかもしれない。

個々の従業員に合わせたレコグニションには少々手間がかかるが、従業員が職場で自分は大事にされていると感じられるならば、その価値は十分ある。

編集=遠藤宗生

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