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2021.10.29

「自分の気持ちに正直な作品」が持つワクワクを感じてもらいたい

「世界にひとつ」の輝きを持つ挑戦者たち。
この輝きこそが、次の時代を創造するビジネスの源になる。

アメリカン・エキスプレス(AMEX)とForbes JAPANはそれぞれの立場から、それぞれのビジネスに取り組む挑戦者が持つ、世界にひとつの輝きが、次世代を照らす大きな光に成長していくためのバッキング(=支え、後押し)を行ってきた。そして2021年、それぞれの思想に共鳴し、両者はタッグを組み、さまざまな取り組みを行ってきた。次世代を担う30歳以下の30人を表彰する「30 UNDER 30 JAPAN 2021」もそのひとつだ。

今回、AMEXとForbes JAPANによる挑戦者をバッキングする取り組みの一環として、30 UNDER 30 JAPAN 2021の受賞者に、「バッキング」「支え」にまつわる5つの質問に答えてもらった。


小野澤峻は東京藝術大学・大学院に在学中から、ジャグリングから着想を得た自走運動する作品「Movement act」をはじめ、身体や深層意識にある根源的な好奇心を追求したアート作品を発表して注目を集めてきた。そんな彼がこれまで支えられたもの、そしてこれから支えていくものとはいったいどんなものなのだろうか。

Q1:アートをはじめたきっかけは?

A:自己分析

子どもの頃からジャグリングが好きで、全国の様々な大会に参加して入賞するぐらいの腕前になっていました。在籍していた高校は進学校だったのですが、周りを見渡すと友人たちは意中の大学への進学を決めていた。僕はジャグリングばかりに熱中していて何も決めていない状態。焦りを感じて急いで全国の大学を調べました(笑)。その過程で自分を振り返り分析するなかで、ジャグリング好きの自分は元々、表現することが好きなことに気づいたのです。そこで美大に進みたいと思ったのですが、絵が描けるわけでも彫刻ができるわけでもない。そんな状況の中で見つけたのが東京藝術大学美術学部先端芸術表現学科でした。この学科は絵や写真、映像、音楽、ダンスなどなんでもやる。その中から自分が表現したいものに最適の手法を用いて作品を創っていくことができる。その時点で技術を持っていなかった僕にとっては最適の場所だと感じました。

Q2:支えになった人は?

A:友人

大学院時代にシェアハウスで一緒に暮らしていた友人たちです。作品づくりをする際に、意見をもらったり、制作過程で行き詰っていた時に励ましてもらったり、いろいろな場面で支えてもらいました。とくにコロナ禍でキャンパスに行けない状況の中では、大きな心の支えになりました。

Q3:支えになった言葉は?

A:お前が見たいパフォーマンスをつくれ

これは修了制作の中間講評で教授からかけられた言葉です。僕の表現の原点はジャグリング。大道芸の魅力って、何気なく街を歩く人が足を止めてまで、「面白そう」と観てくれるところだと思うんです。そんなパフォーマンスが持つワクワク感を僕の作品でも感じてもらいたくて、多くの人の意見を聞くようにしてきました。ところが他人の意見を聞いていると、僕の“毒”のようなものが薄まってしまい、角が取れてしまって面白い作品にならなくなる。そんなジレンマに陥っている時に、この言葉をかけてもらって吹っ切れた。「自分の気持ちに正直な作品をつくる」。そんな原点を思い返させてくれた言葉でした。

Q4:支えになった習慣は?

A:早起き

小さな頃から6時ぐらいに起きています。それが僕の生活のリズムを整えてくれていると思います。作品づくりをしていると、どうしても夜遅くまで制作をすることもありますが、翌日も頑張って朝は早く起きるように心がけていますし、休日も朝寝坊することはないですね。朝の方が、創作意欲が湧くというわけではないのですが、自分を律することにも役立っているような気がします。

Q5:これから支えたいことは?

A:家族

実は高校生の時、家族に「藝大に行きたい」と告げた時には驚かれました。家族に芸術家がいるわけでもなく、ごく一般的な家庭です。そんな唐突な僕の決断を受け止めてくれて、それからはいつも支えてくれる存在でした。作品の制作費も自腹ですから、材料費などにそれなりのお金もかかります。そんな物心の両面から支えてくれた両親をこれからは、今年から社会人になった僕が支えていきたいですね。



今後は、身近な存在である両親をアートで支えたいという小野澤。もしかしたら奇をてらわない素直な気持ちが斬新なアートを生むのかもしれない。現在、新しい表現の“武器”を身につけるために、アーティストと会社員の2足の草鞋を履く。そんな小野澤の作家としての今後の活動からますます目が離せない。

アメリカン・エキスプレスは「“世界にひとつ”のあなたのビジネス、応援します」というタグラインを掲げ、世界中のビジネスオーナーを支えている。新しい芸術表現を目指してアーティストとしての活動を続ける小野澤も、自身の信念に基づいて次代の創造に挑むビジネスオーナーといえる。

そして今回伺った彼の「バッキング」にまつわる言葉は、これから世界に羽ばたいていく世代の支えになるはずだ。アメリカン・エキスプレスとForbes JAPANは、これからもバッキングの輪を拡げていく。

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>>30 UNDER 30 2021 AMEX特設ページ
>>AMEX × Forbes JAPAN 特設ページ

そう、ビジネスには、これがいる。
アメリカン・エキスプレス

Promoted by アメリカン・エキスプレス / Text by 廣澤哲司 / Photography by 映美

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