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レビューサイト「デジタル・ドットコム(Digital.com)」が米国の遠隔勤務者に対し実施したアンケート調査から、人々が在宅勤務を続けたい主な理由が明らかになった。その内容はさまざまで、当然と思えるものもあれば、驚くような理由もあった。

ペット


回答者の75%は、ペットを理由として挙げた。以前、私の近所では犬の散歩をしている人はそれほど多くなかった。しかし新型コロナウイルスの流行開始から数カ月で、閑静な郊外にある私の自宅周辺は犬とその飼い主でごった返すようになった。

昼寝と運動


回答者の72%は昼寝と運動の自由を欲していた。この調査結果だけを見ると、遠隔勤務者は怠けたがっているように思えるかもしれない。しかし、私がコロナ流行中にリクルーターやジャーナリストとして数百人と話した経験から言えば、本当の理由はもっと深い意味があるものだ。

こうした人々は、単に昼寝がしたいわけではなく、自分の生活に自律性を持たせたいと思っている。1日8時間以上もオフィスのデスクに拘束されることは、息苦しく、窮屈だと感じているのだ。人がこの時間中ずっと働き続けているわけではないことは、周知の事実だ。蛍光灯の下、よどんだ空気の中で、何時間もコンピューター画面の前に座るのは健康的ではない。

心身の健康のためには、歩き回って体を動かすことが重要だ。窓が開かないビルで働いている人は、外に出て新鮮な空気と日光を浴びるべきだ。遠隔勤務により、生産的に働きつつも、自己ケアを行うことが可能になる。

テレビや音楽、ポッドキャスト


73%が、働きながらテレビを見たり、ポッドキャストや音楽を聴いたりしたいと答えた。怠けているようにも聞こえるが、音楽を聴きながら仕事をすると生産性が大きく高まる人は多い。私も仕事中は、音楽を聴いている。音楽を流しておくと、なぜか集中力が上がるのだ。

これもまた、自分にとって最善の形での働き方を自分で決められることが大事だという意味に捉えられる。オフィスでは周囲に気を遣う必要があり、ヘビーメタルを大音量で流す人や、自分が強く反対する話題に関するポッドキャストを聞いている人がいれば、混乱と対立につながる恐れがある。

編集=遠藤宗生

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