米国の10代の若者、半数以上が学校での授業再開に不安

Carol Yepes / Getty Images


学校関係者には、新型コロナウイルス感染症対策以外にもすべきことがあるのが明白だ。学校は安全で健全な場所で、戻っても大丈夫だと親や生徒らが自信を持てるよう、学校関係者は取り組む必要がある。

調査では、新型コロナウイルス感染症に関する問題も扱われた。新型コロナウイルスの流行によりどのような感情や心配事が生まれたかについて生徒らに尋ねた結果、次のような回答があった。

孤立感 74%
鬱積(うっせき)した不安 65%
社会的スキルの低下 64%
学習の喪失 57%
社会機構崩壊への恐怖 55%
取り残される恐怖 52%

また「夜眠れない原因は何ですか?」との質問に回答した301人の若者のうち、「何もない」と答えた人は非常に少なかった。多くの人が人間関係やビデオ・携帯電話のゲーム、ソーシャルメディア、親を挙げた一方、110人は不安や学校に対するストレス、安全性に関する恐怖、家庭の問題、鬱(うつ)を感じていると報告した。

翻訳・編集=出田静

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