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アニモカが開発したゲーム、「The Sandbox」(c)ANIMOCA BRANDS

香港を拠点とするブロックチェーンゲームの開発企業で、NFT分野への投資でも知られる「アニモカ・ブランズ(Animoca Brands)」は10月20日、フランスのユービーアイソフトやセコイア・チャイナなどの投資家から6500万ドルを調達し、評価額が22億ドル(約2500億円)に達したとアナウンスした。

今回のアニモカの資金調達には、「ジャック・マーの門下生」を自称する暗号通貨「トロン」の創設者のジャスティン・サンや、Liberty City Ventures、Dragonfly Capitalなども参加した。創業7年目の同社は、5月の8890万ドルを調達したラウンドで、ユニコーンの地位を獲得していた。

アニモカは、プレイヤーがゲーム内でNFTを収集して取引することができるPlay To Earn(遊んで稼ぐ)型のブロックチェーンゲームで知名度を獲得した。同社は、マインクラフトに似た人気ゲームの「The Sandbox」で、ゲーム内の土地やアイテムなどの収益化の機会を、ユーザーに提供している。

アニモカの共同創業者で会長のヤット・シウ(Yat Siu)は、声明の中で「当社は、新たな投資家の支援を得て、ゲームをはじめとするブロックチェーンを進化させ、ゲーマーやインターネットユーザーを、デジタル時代の所有権に導いていく」と述べている。

同社の最新の資金調達は、NFTの人気の急速な高まりを示している。DappRadarのデータによると、第3四半期のNFTトークンの取引量は107億ドルに達し、前四半期比から704%の増加となっている。

2014年に設立されたアニモカは、スマートフォンやタブレット向けのゲーム開発からスタートし、その中にはドラえもんなどのアニメキャラクターを用いた作品も含まれていた。同社は2017年頃にブロックチェーンゲームに進出し、F1のライセンスを受けたPlay To Earn型ゲームをヒットさせた。

アニモカはまた、NFT関連事業に注力する企業への投資も行っており、そのポートフォリオには、ダッパーラボ(Dapper Labs)や、「Axie Infinity」で知られるSky Mavis、世界最大のNFTマーケットプレイスのOpenSeaなどが含まれている。

日本のゲーム会社gumiの創業者の國光宏尚がCEOを務めるVRゲーム開発会社Thirdverseは、今年8月に2000万ドルを調達したが、アニモカはそのラウンドにも参加していた。

編集=上田裕資

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