ビジネス

2021.10.23 20:00

花と茶の道に答えはあった


北山ますみのある1日





▶帛紗と扇子




1712年創業の北村徳齋帛紗店で買い求めた古帛紗です。茶道を習っていて、常に帛紗や扇子などの一式を持ち歩いています。着物の色に合わせて選ぶのも乙で楽しいです。

▶気分があがる音楽


SADEの歌が好き。ジャズでもロックでもなく、彼女自身のカテゴリーをもっているところに憧れます。

▶欠かさないこと


朝のスロージュース。就寝前のヨガ。

▶ハマっているもの


京都の古美術や作家モノのギャラリー巡り。アートオークション。

▶花鋏




車やバッグの中に必ず携帯し、山などに行ったときは摘んでもよい草花をありがたく頂戴して、自宅に飾っています。

経歴


1981年 アルミ製品メーカーに入社
1983年 輸入住宅メーカーに転職。数々の高級個人住宅に関わる
1985年 公共的空間デザインを手がけ る「MASUMI INTERIOR DESIGNS」を起業
1993年 アーキ・ディレクションズ一級建築士事務所の設立に参加。リゾートホテルやシティホテルのプロデュースなど活動領域を広める
2001年 イタリア輸入家具・キッチン・サニタリー建材のショールーム「M.I.D FUTURO」を開設
2013年 リュクスエステートの代表取締役に就任

2017 ターニングポイント
京都の工芸と職人技・手仕事の素晴らしさ、食文化の奥深さ、禅などの精神、寺院・華道・茶道などの文化に触れ、それらに携わる方々との出会いの場を提供するホテルを建築・設立すると決めた。投資額も含め、まさに“清水の舞台から飛び下りる”ほどの挑戦だった。

2019年 「東山 四季花木」オープン


きたやま・ますみ◎関西大学卒業後、大手アルミニウム製品メーカー初の女性営業職に。1993年、アーキ・ディレクションズ一級建築事務所の設立に参加。2013年、リュクスエステートを設立。19年、ホテル「東山 四季花木」の創業オーナーに。

構成=堀 香織 写真=yOU(河崎夕子)

この記事は 「Forbes JAPAN No.086 2021年10月号(2021/8/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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