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ネットフリックスの「イカゲーム」に夢中になった人たちは、このドラマを題材にしたアプリに興味を持つかもしない。しかし、そこには重大なリスクが潜んでいることを、知っておくべきだ。

グーグルのPlayストアには、数百もの「イカゲーム」の非公式アプリが公開されているが、一部の悪質な開発者は、このドラマの非公式の壁紙アプリにマルウェアを埋め込み、ダウンロードさせようとしている。

@ReBenskというハンドルネームのセキュリティ研究家は、セキュリティ企業ESETのリサーチャーのLukas Stefankoの協力を得て、少なくとも5000回以上ダウンロードされた悪質な壁紙アプリを発見し、分析を行なった。このアプリはすでにグーグルのPlayストアから削除されたが、「Joker」と呼ばれるマルウェアが埋め込まれており、詐欺被害に遭ったり、高額なSMSサービスに誘導される可能性があるという。

Jokerは過去に、フォートナイトやポケモンGOの名を騙る不正アプリにも埋め込まれていた。グーグルは通常、悪質なアプリがPlayストアに掲載される前に、マルウェアを検知し、掲載後にもそれをチェックしているが、一部のアプリ開発者はそれを回避しているという。



Stefankoによると、「イカゲーム」の非公式アプリの中には、無害なものもあり、「Squid Games-The Game」という単純なゲームアプリは、ドラマ内のゲームを再現し、わずか10日間で100万ダウンロードを達成したという。このゲームに関しては、広告が多数表示される以外の問題は確認できていないという。

しかし、Stefankoは、非公式アプリをダウンロードする場合は、十分な注意が必要だと述べている。「これらのアプリをダウンロードする場合は、まず他のユーザーのレビューをじっくり確認することを薦めたい」と彼は述べている。

編集=上田裕資

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