期間限定で働く季節労働者は、小売業界全体で給与が上昇していることから恩恵を得ている。ターゲットは今年、時間給労働者の初任給を13ドル(約1500円)から15ドル(約1700円)に引き上げた。
ウォルマートは先月、56万5000人以上の店舗労働者の時間給を少なくとも1ドル(約110円)上げると発表し、最低賃金を2018年に設定された11ドル(約1300円)から12ドル(約1400円)に引き上げる。アマゾンも先月、倉庫労働者の平均時間給を15ドル(約1700円)から18ドル(約2000円)に引き上げることを発表した。
また、もう一つの新たな福利厚生として大学の授業料の支払いがある。アマゾン、ウォルマート、ターゲットの企業は全てここ数カ月の間に、時間給労働者の高等教育費を払い戻すと発表した。この福利厚生は、新年になってもフルタイムの勤務を続けることとともに、休暇シーズンに向けた採用の取り組みの一環として宣伝されている。