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米ウォルト・ディズニーの株価は、バークレイズのアナリストがDisney+の長期的な目標が、過度に楽観的だと警告し、同社の株を格下げしたことを受けて、10月18日の午前中に3%以上下落した。

ディズニーの株価は先週、ほぼ横ばいだったが、18日の午後1時30分現在で3.3%下落し、1株あたり171ドル弱での取引となった。

バークレイズ証券のアナリストのカナン・ヴェンカテシュワーラは、顧客向けメモで、ディズニーの業績予想を下方修正し、同社の株をアウトパフォーマーからイコールウェイトに格下げし、目標株価を1株あたり210ドルから175ドルに引き下げた。

ディズニーは今年7月に、Disney+とその海外部門であるHotstarの加入者数が1億1600万人、HuluとESPN+の加入者数が合計で5700万人を超えていると報告していた。

ディズニーは、2024年までにストリーミングの総加入者数が2億5000万人に伸びると予想しているが、バークレイズは、成長の鈍化やDisney+のコンテンツの制作本数が、ネットフリックスに比べて圧倒的に少ないことなどを指摘し、懐疑的な見方を示している。

また、インドで最も人気のあるスポーツであるクリケットの放映権が切れたことにより、同社のインドでのHotstarサービスも打撃を受ける可能性があるとバークレイズは指摘した。

ディズニーの株価は過去1年間で40%近く上昇したが、ここ数ヶ月は苦戦している。同社の株価は3月中旬に1株あたり200ドル以上の高値をつけて以来、15%ほど下落し、ほぼ横ばいの状態が続いている。

バークレイズのアナリストは、次のように述べた。「Disney+は、初期段階でこれまでで最も成功したストリーミング配信サービスとなり、ほとんど新しいコンテンツを投入せずにこれを達成したことは驚くべきことだった。しかし、今年はDisney+の成長が著しく鈍化している。ディズニーが長期的な目標を達成するためには、現在の成長ペースを2倍以上に伸ばし、少なくともネットフリックスと同じレベルになる必要がある」

ネットフリックスは、7月に2億900万人の加入者数を報告したが、10月19日に第3四半期の業績発表を予定している。同社は、今期の加入者数が2億1200万人を超えると予測したが、一部のアナリストは、「イカゲーム」の世界的ヒットにより、その予測を上回ると予想している。

編集=上田裕資

ディズニーネットフリックス

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