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米食品医薬品局(FDA)はこのほど、初めて電子たばこ商品の販売を承認した。

FDAが12日に発表したところによると、承認された商品は喫煙常習者の禁煙、あるいは喫煙量の削減に役に立つ可能性があるとされた。一方FDAは、たばこはどのような種類であっても「有害だ」と警鐘を鳴らしている。

FDAが承認したのは、R. J. レイノルズ・ベイパー・カンパニー(R.J. Reynolds Vapor Company)が製造する3つのたばこ風味の電子たばこ商品だ。FDAはR. J. レイノルズのデータを分析した結果、こうした商品が喫煙常習者の役に立ち、禁煙や喫煙量の削減を促す可能性があると述べた。

FDAは、R. J. レイノルズ・ベイパー・カンパニー社が製造する10種類のフレーバー付き電子たばこ商品については申請を却下したが、どの商品が却下されたのかについては明らかにしなかった。FDAは発表で、10代の若者はフレーバー付き電子たばこ商品を使う傾向があることを認識していると補足した。

FDAは電子たばこ商品の人々に対する「リスクと利点」を分析し、若者が電子たばこ商品を使う可能性を吟味した上で認可を出した。

ただしFDAは、同局の承認が「こうした商品が安全である、あるいは『FDAのお墨付き』であることを示すものではない」と指摘し、たばこ商品は全て「有害で依存性がある」と念を押した。

承認された商品は、「Vuse Solo(ビューズ・ソロ)」のリキッド入りカートリッジを装着する使い捨てタイプの電子ニコチン送達システム(ENDS)で、「Vuse Solo(ビューズ・ソロ)」パワーユニットと2つのビューズ交換用カートリッジ(「オリジナル、4.8%、G1」「オリジナル、4.8%、G2」)だ。

FDAのたばこ製品センター所長を務めるミッチ・ゼラーは発表で、「私たちは今後もこの承認を注意深く見張っていかなければならない。同社が規制要件の順守を怠っていないかや、若者を含め以前たばこ商品を使っていなかった人の間で使用が顕著に増えているとの確かな証拠が出ていないかなど、同社製品の販売を監視する」と述べた。

翻訳・編集=出田静

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