いい時計を着けるのは、プロとしてひとつの目標


播戸さんには大きな目標がある。

「選手をやめたときにJリーグのチェアマンになりたい、という目標を設定しました。そこに到達するためには、クラブの経営者も経験したい。やりたいことはたくさんありますが、すべて練習生の気持ちでやっています。チェアマンの就任会見には、このスピードマスターを着けて臨む。イメージはできています(笑)」


1. 写実的なムーンフェイズは、クレーターや谷まで認識することができるほどである。そして、そこには宇宙飛行士が残したブーツの足跡も刻まれている。


2. スモールセコンドと日付表示の備えられた2カウンターはバランスがとてもいい。

OMEGA Speedmaster Moonphase Chronograph Master Chronometer

1957年に発売されたクロノグラフの名作。アポロ計画での月面着陸で携帯されたのはあまりにも有名な話だ。この“ムーンフェイズ”モデルでは伝統と最新の技術が融合。2カウンターとなり、自動巻きのキャリバーもコーアクシャル脱進機を備えた高耐磁性のマスター・クロノメーター認定に。搭載のムーンフェイズには月のディテールを精密に再現。このムーンフェイズは調整が10年必要ないのもすごい。

ムーブメント:自動巻き Cal. 9904
ケース素材:ステンレススティール
ケース径:44.25mm
価格:124万3000円
問い合わせ:オメガお客様センター(03-5952-4400)


播戸竜二◎1979年兵庫県生まれ。1998年ガンバ大阪入団。U-19・U20日本代表。A代表では国際Aマッチ7試合出場2得点。ポジションはフォワード。2019年に引退後2020年からJリーグ特任理事、JFAアスリート委員会委員、WEリーグ理事などを務める。

text by Ryoji Fukutome | illustration by Adam Cruft | edit by Tsuzumi Aoyama

この記事は 「Forbes JAPAN No.086 2021年10月号(2021/8/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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