また、ウォルト・ディズニー・カンパニーは、Disney+に新たなブランド「スター」を加えることも発表。従来のディズニー、マーベル、スター・ウォーズ、ピクサー、ナショナル ジオグラフィックの5ブランドに加えて、ディズニー・テレビジョン・スタジオやFX、20世紀スタジオなどが制作した映画やドラマも見ることができるようになり、配信コンテンツ数は1万6000以上にまで拡充される。日本では10月27日より追加される。
Disney+は、2019年11月に提供を開始。現在は日本、シンガポール、インド、マレーシア、インドネシア、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの計8カ国で展開しており、会員数は約1億人以上。この11月からは韓国、香港、台湾でも提供を開始する予定だ。
ディズニーは、ディズニー映画だけじゃない
APAC発のオリジナル作品を配信するこのプロジェクトにより、新進気鋭のクリエイターたちによる作品や、人気スターが出演する実写シリーズだけでなく、バラエティー番組やドキュメンタリー、アニメまで幅広い作品が揃うこととなる。
ディズニーのAPACコンテンツ&デベロップメント責任者のジェシカ・カム-エングルは、「APACの全言語に対応した作品展開を目指す」と熱意を示す。2023年までに50作を超えるAPACのオリジナル作品の制作に取り組む予定だ。
例えば、韓国からは、ブラックピンクのドキュメンタリー作品『ブラックピンク:ザ・ムービー』や、トップ俳優チョン・ヘインとブラックピンクのジスが出演する恋愛ドラマ『スノードロップ(原題)』などが、インドネシアからは、リゾートホテルを突然運営することになった従業員の姿を描いたコメディドラマ『スサー・シンヤル(バッド・シグナル)(原題)』などが加わる。
また、オーストラリアからは、Disney+初となる同国のドキュメンタリー作品『シップレック・ハンターズ(原題)』の配信も予定されている。