ビジネス

2021.10.17

米国で急成長の「芝生ケア」のD2C企業、Sundayが累計7800万ドルを調達

Henry Arden / Getty images


土壌の分析サービスも提供


Sundayは、新規の顧客の家の土地や天候を、航空写真のデータから把握するほか、顧客から送られる土壌サンプルの分析も行っている。ルイスによると、90%以上の顧客がサンプルを送付しているため、同社はこれまでで最大規模の住宅用土壌のデータベースを構築しているという。

Sundayは、それぞれの家の芝生に何が必要かを分析し、45種類以上のプロダクトから顧客に合うプランを提案し、サブスクリプションモデルで提供している。

ルイスは、同社が環境に大きなインパクトを与えることを期待している。従来の芝生ケア製品は大きな汚染源であり、平均的な農場の約5倍もの化学物質を排出しているという。

彼は、Sundayの事業を新たな領域に広げるために、今回の調達資金をテクノロジーの向上に用いる考えだ。「当社のゴールは、アウトドア・ホーム全体を対象としたソリューションだ。当社の顧客は、必要な製品のすべてをSundayに頼り、芝生のケアの仕方を学んでいる。顧客にとって本当に頼れる存在になりたい」とルイスは語った。

編集=上田裕資

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