スタートアップ投資に注力する韓国の大手
メディア企業FiscalNoteの会長兼CEOであるTim Hwangによると、韓国の大手企業はコア事業を守る目的でスタートアップ投資を行うケースが増えており、サムスンによるIonQへの出資もその一例だという。
「韓国の大手コングロマリットは、自社のコアビジネスを革新する新技術を手掛けるスタートアップや成長ステージの企業に投資するケースが増えている。このアプローチは、日本の大手とは異なっている」とHwangは指摘した。
先月には、家電大手のLGエレクトロニクスが、ハイテク車両分野を強化するため、イスラエルの自動車向けサイバーセキュリティスタートアップ「Cybellum」を1億4000万ドルで買収していた。