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2021.10.12 18:00

【10月第1週資金調達まとめ】ソフトウェアテスト自動化プラットフォームのオーティファイが約11億円調達

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国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、10月1週目の“注目のトピック“として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

オーティファイ


調達額:11億1630万円
調達先:Jonathan Siegel / Tably / Uncorrelated Ventures / WiL / salesforce.com / アーキタイプベンチャーズ
備考:シリーズAラウンド / 1000万米ドルの調達、1ドル=111.63で計算(10/06時点)

AIを用いてソフトウェアテストを自動化するプラットフォーム「Autify」を提供するスタートアップ。

「Autify」は開発したソフトウェアが期待通りに動くかどうかの検証作業を、ブラウザ上で自動で行えるWebアプリケーション。

ノーコードで、テストシナリオを作成し自動テストを行なうことができるため、誰にでも簡単にテスト自動化のための設定や実行、運用までを行う事ができ、アジャイル開発に必須なリリースサイクルの高速化を簡単に実現が可能。

2019年3月のクローズドベータ版公開以来、一切のマーケティング活動なしに150社以上にのぼる企業からデモリクエストを受け、急成長中のスタートアップや上場企業を含む数十社に導入を行った。

2021年10月には、WiL、Uncorrelated Ventures、Jonathan Siegel氏、アーキタイプベンチャーズ、Salesforce Ventures、Tablyを引受先とした増資、金融機関からの融資を含めた総額約11億円の資金調達を実施した。

今回の資金調達により、グローバル規模での人材採用とプロダクト開発に投資し、事業の成長をさらに加速させる方針だ。

HERP


調達額:9億5000万円
調達先:ディーエヌエックスベンチャーズ(リード) / DCM / マネーフォワード / 日本政策金融公庫(融資)
備考:シリーズBラウンド / 累計資金調達金額は約15億円に

採用管理プラットフォーム「HERP Hire」の運営などをおこなうスタートアップ。

「HERP Hire」は代表取締役CEOの庄田氏自身が採用に携わる中で不便を感じ、それらを解決するために開発された。

具体的には、多くのサービスが存在している求人サイトの管理を別々に行う必要があった課題を、候補者の登録、メッセージのやり取り、求人票の公開を全て一括して自動でおこなう形で解決している。

2018年1月にβ版の「HERP Hire」(旧「HERP ATS」)を公開し、2019年3月に本格提供を開始した。YOUTRUSTやFindy、bosyuと業務連携し、同サービスとAPI連携している。そして2020年には"ITreview Grid AWARD 2020 Winter"の採用管理(ATS)部門で顧客満足度1位を獲得した。

2021年10月には、シリーズBラウンドにおいてDNX Venturesをリード投資家にDCM Ventures、マネーフォワードらを引受先とした第三者割当増資と日本政策金融公庫からの融資を合わせて総額9億5000万円の資金調達を実施。累積資金調達金額は約15億円となった。

今回調達した資金は「HERP Hire」やタレント管理プラットフォーム「HERP Nurture」β版への事業投資に充て、HRTech領域における新規事業開発とそれに伴う人材採用に取り組むとしている。
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文=STARTUP DB

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