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2021.10.08 16:30

書籍で女性の前進を支援、メリンダ・ゲイツが出版レーベル設立


同インプリントからはまず、2023年に以下3人の著書が出版される予定。

・ジーナ・ クラウス・ヴィルマー/移民や難民の支援活動を行う米国の非営利団体アップワードリー・グローバル(Upwardly Global)の理事兼CEO:難民の女性たちが経済的辺縁に取り残される制度的問題について

・デビッド・モイニーナ・センゲ/シエラレオネ基礎・後期中等教育相、最高イノベーション責任者:妊娠した学齢期の少女たちへの教育の継続について

・ジョアン・N・スミス/米国の非営利団体ガールズ・フォー・ジェンダー・エクイティ(Girls for Gender Equity)」の創設者でCEO:米国の文化がいかに黒人の少女やジェンダー・エクスパンシブ(シスジェンダー以外)の若者たちの命と体を危険にさらしてきたかについて

出版レーベルを立ち上げる女性著名人は、フレンチ・ゲイツが初めてではない。人気テレビ司会者オプラ・ウィンフリーは2015年から、フラットアイアンを通じて市民活動家タラナ・バークの回想録「Unbound: My Story of Liberation and the Birth of the Me Too Movement」、著述家アシュリー・C・フォードの「Somebody’s Daughter」などのノンフィクションを出版している。

フォーブスの調査では、フレンチ・ゲイツの保有資産は現在、およそ59億ドル(約6600億円)。自ら立ち上げたピヴォタル・ベンチャーズは、女性が設立した企業のみを支援する「Female Founders Fund(女性創業者ファンド)」や、女性を対象とした投資プラットフォーム「Ellevest(エレベスト)」など、女性の前進を促す企業・団体に投資している。

編集=木内涼子

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