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(c) Wing

グーグルの親会社アルファベット傘下のウイング(Wing)は10月6日、ショッピングセンターの屋上をドローンの発着場所として活用する、世界初のデリバリーサービスの立ち上げを発表した。同社は、オーストラリアの小売店グループVicinity Centresと提携し、クイーンズランド州ローガンにあるモールの屋上からドローンを飛ばし、顧客の自宅に商品を配達する。

配達にかかる時間は通常10~15分で、飛行時間はそのうち2~3分程度とされている。配達に使用するドローンは最大1.5kgの荷物を運べる。

ウイングのマーケティング主任のジョナサン・バス(Jonathan Bass)は筆者が運営するポッドキャスト番組TechFirstに出演し、同社のサービスはモールの屋上スペースを有効利用するものだと語った。



ウィングは、米バージニア州やフィンランドのヘルシンキでもドローン配送のテストを行っており、2019年4月にオーストラリアの首都キャンベラで商業サービスの実証実験を始動。同年9月にブリスベン近郊のローガンシティでもサービスを開始した。同社は今年8月に累計10万回のドローン配達を達成し、世界最大規模の個人宅向けのドローン配達サービスとなった。

同社は約6週間前に、物流センターモデルから新しい事業モデルに移行し、小売店の拠点から直接顧客の自宅に商品を空輸するようになったという。

ウイングのJesse Suskinは、声明の中で次のように述べている。「当社のドローンを企業の敷地内に配置するのは初めてのことだ。この取り組みで、既存の小売店のスペースを物流拠点やフルフィルメントセンターとして活用することで、企業に新たな経済機会をもたらすことができる」

ウイングは直近の6週間で、スシやアイスクリーム、コーヒーなど2500個以上のアイテムをドローンで届けたという。ほとんどのフライトが数分で終わるため、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま配達できる。

編集=上田裕資

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