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for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載

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国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、9月5週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

ファームノートホールディングス


調達額:14億4000万円
調達先:スパークス・グループ / マイナビ / 丸紅 / 前田工繊キャピタル / 千葉道場 / 中部飼料 / SMBCベンチャーキャピタル / KOBASHI HOLDINGS / 萩原建設工業 / イノベーション・エンジン
備考:累計資金調達金額は約44億円に到達 / スパークス・グループは未来創生2号ファンドを通じて出資 / その他、個人投資家や事業会社を含む

酪農・畜産向けIoTソリューションを提供するスタートアップ。

同社は、農業IoTソリューション事業を展開するファームノート、ウェブインテグレーション事業を展開するスカイアーク、自社牧場の展開を目指すファームノートデーリィプラットフォームを有する純粋持株会社だ。

子会社のファームノートを通じて、従来より提供してきたクラウド牛群管理システム「Farmnote」の拡販および機能強化に努めると共に“Internet of Animals”を実現する牛向けウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を開発、事業展開している。

2021年9月には、スパークス・グループ、マイナビ、丸紅、前田工繊キャピタル、千葉道場、中部飼料、SMBCベンチャーキャピタル、KOBASHI HOLDINGS、萩原建設工業、イノベーション・エンジンなどを引受先とした14億4000万円の第三者割当増資を実施。累計資金調達金額約44億円に到達した。

今回調達した資金は、酪農DXを実現するための製品群強化と拡大に向けたシステム開発投資や顧客基盤拡大などに充てるとしている。

SyntheticGestalt


調達額:12億2144万円
調達先:Future Fund / インキュベイトファンド / 三井住友海上キャピタル
備考:1100万ドルの調達(9/28時点 1ドル=111.04円で計算) / 第三者割当増資(400万ドル)と新株予約権付社債(700万ドル)の調達 / シリーズAラウンド / 累計調達額は15億円 / 他2社からの出資あり

AIを活用した創薬事業を展開するスタートアップ。

同社は、新薬候補物質を製薬企業に提供する自社創薬と、創薬システムを基軸としたケイパビリティをライフサイエンス系企業との協業にいかす共同研究の2つの事業を主軸としている。

同社の創薬システムは、より多くの新薬候補物質を機械学習を用いて発見するために開発された。数十億の化合物から新薬候補物質をスピーディーに発見し、創薬における研究期間を大幅に短縮することが期待されている。

また、従来の機械学習を用いた創薬と異なり、創薬標的タンパク質の構造情報を必要としないため、これまで治療薬の創出が困難であった標的も、創薬の対象にできるという。

2021年9月には、英国政府系ファンドFuture Fundをはじめ、インキュベイトファンド、三井住友海上キャピタル、他2社を引受先とし、1100万ドル(約12億円)の資金調達を実施した。

この調達を通し、同社は機械学習モデルの拡張および自社パイプライン拡充のための各種ウェット試験にあてる方針だ。また、累計調達額は1400万ドル(約15億円)となった。

文=STARTUP DB

資金調達
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