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イーロン・マスク(Yasin Ozturk/Anadolu Agency via Getty Images)

ビットコインと暗号通貨は9月に入ってから苦戦が続いている。ビットコインの価格は過去30日間で10%近く下落し、中国の新たな暗号通貨の取り締まりによって、トレーダーたちの熱意も失われている。

そんな中、ビットコインの価格を大きく押し上げたテスラのイーロン・マスクは、暗号通貨が「救世主の再来」ではないと考えていると述べ、「政府がビットコインや暗号通貨の進歩を遅らせるかもしれない」と語った。

9月29日、カリフォルニアで開催された「コード・カンファレンス」のステージで、ニューヨーク・タイムズのコラムニストのカーラ・スウィッシャーと対談したマスクは、米国政府は暗号市場を規制しようとすべきではないと述べ、議員や規制当局に「何もしない」ように呼びかけた。

「暗号通貨には価値があるが、救世主の再来ではないと考える。それでもうまくいけば、レガシーなマネーシステムのエラーや遅延を減らすことができるだろう」とマスクは語った。

世界各国の政府はここ数カ月の間に、ビットコインや暗号通貨に対する監視を強化している。米国証券取引委員会(SEC)のゲーリー・ゲンスラー委員長は、市場の監視を強化するよう求められ、投資家を保護する姿勢を打ち出している。

マスクは、政府がビットコインや暗号通貨に対してどれほどの影響力を持つかについては、「暗号通貨を破壊することはできないが、政府がその進歩を遅らせることは可能だ」と述べた。

一方、中国は先週、5月から始まった暗号通貨の取り締まりをエスカレートさせ、すべての暗号通貨取引を違法とし、外国の取引所が中国に住む人々にサービスを提供することを禁止した。その以前から、中国政府は暗号通貨のマイニングを禁止し、ビットコインなどの暗号通貨の価格を急落させていた。

「中国政府は暗号通貨が好きではないようだ。暗号通貨は、基本的に中央集権的な政府の力を弱めることを目的としているから、中国はそれを嫌っているのかもしれない」とマスクは話した。

編集=上田裕資

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