面接や仕事の未来は「メタバース」に?

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仕事に関係する側面もある。ザッカーバーグはフェイスブックへの投稿で「将来、人々と一緒に働くことは、メタバースの主な活用方法の一つになるだろう」と述べている。フェイスブックは現在、同社の仮想現実(VR)ヘッドセット「オキュラス・クエスト2」で使える無料アプリ「ホライゾン・ワークルームズ」を試験中だ。このアプリを使えば、参加者はアバターとして仮想空間のオフィスに入室し、リアルタイムで会議に参加できる。これは、コロナ流行により生まれた新たなハイブリッド型・遠隔勤務型の世界で、人々をつなぐものだ。

ザッカーバーグは、メタバースが新しくエキサイティングな機会をもたらすと予期している。それは、自宅でも孤立を感じることなくチームの一員としての実感が持てるような在宅勤務体験かもしれない。メタバースで同僚と交流し、面接を受け、新たな仕事を見つけ、顧客とやり取りをしてビジネスを構築できるようになるかもしれない。これがうまくいけば、新たな仮想現実の世界がもたらす可能性は無限大だ。

編集=遠藤宗生

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