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高宮信乃さんのバッグの中身

各界で活躍する女性たちはいつもバッグの中に何を入れているのか? 女性誌「Marisol」の人気連載「働く女のバッグの中身」。今回紹介するのは、教育現場のエバンジェリスト髙宮信乃さん。

3つの会社で日本の教育問題に取り組んでいる髙宮信乃さんは、結婚を機に生まれて初めて、教育ビジネスに携わるように。新しいことに挑戦しつづける仕事での取り組みに迫りました。また重い荷物もすっぽり入り、きちんと見えするバッグとその中身も要チェック。

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髙宮信乃さんのバッグは、美しいトープ色のエルメスのバーキン35。着る服を選ばない万能さで大活躍。「きちんと感が求められる会議にも浮くことなく、ノートPCもすっぽり入ります。毎日の重い荷物は、私にとってエクササイズです(笑)」。縦24×横35×マチ17cm

転職が天職になった、教育現場のエバンジェリスト


現在3つの会社で日本の教育問題に取り組んでいる髙宮信乃さんは、7カ国育ちのバイリンガル。「父の仕事の関係で、停電が日常茶飯事のアフリカから、大都市のNYまで、いろいろな国で暮らしてきて。その経験が私の今の仕事の基盤を作ってくれました」

SAPIXなどの学習塾を運営する日本入試センターの国際教育事業本部長、北米留学をサポートするTriple Alpha Inc.の代表取締役社長、オンライン英会話スクールのベストティーチャーの取締役副社長、と教育現場を牽引する髙宮さん。NYの大学を卒業後、アーサー・アンダーセン税務事務所やリーマン・ブラザーズ証券会社を経て、結婚を機に生まれて初めて、教育ビジネスに携わるようになった。

「証券会社時代は、一匹狼的にがむしゃらに働いていて。海外生活で、アジア人として人種差別を受けた経験から、強い精神力が鍛えられたように思います。それが、今の仕事に就いてからは、強さだけではだめだと。初めて“責任感”が芽生えてきたのです」

心がけているのは、“教育は一人ひとりが違う”ということ。最新情報のキャッチアップには余念がない。

「各国に住む友人たちとフェイスブックでつながり、現地の生きた情報を仕事にフィードバックさせます。海外生活の挫折から信頼できる友人関係を築けたのは、私にとって大きな財産です」

そんな髙宮さんに、ここ10年で心境の変化が訪れた。「仕事欲が高まって!同じ立ち位置で止まってはいけないと常に新しいことに挑戦するようになりました」

2014年に海外留学プログラムをスタートし、対象学年を中学・髙校生から小学生まで拡大。さらに17年には、北米ボーディングスクール留学のサポートを専門とするTriple Alpha Inc.設立に奔走した。「将来的には、北米に限定せず、世界の名門校進学プログラムも展開できればと考えております。留学は必ずしも必要というわけではないですが、子供に広い世界を見せる経験を通して、グローバルな感覚を養う選択肢になればと願っています」

プライベートでは、アメリカンスクールと公立校に通う9歳の双子と、1歳半になる息子の子育てに追われる。「朝は5時起き。17時に退社。家事をすませ、夜、仕事をして23時には疲れて寝ます(笑)。寝る前のわずかな時間に海外ドラマを見たり雑誌を眺めたりするのが、至福の時間」

世の中ではリモートワーク化が進む中、教育現場では対面が基本だと考える。「小学生から髙校生までは、じかに体験することで身につくことが多いので、教育はface to faceでないと機能しません。経験する数が多ければ、その数だけ強くなれる。常々考えているのは、子供たちにチャレンジしてほしいならば、まずは自分自身が挑戦し続けることが大事だと思っています。ぬるま湯につかっていてはいけない!と心に誓っているのです!」

高宮信乃さんのバッグの中身


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1. ノートPC
「NYの街並みがプリントされたカバーは、妹からのプレゼント」

2. BAD BLOOD
「シリコンバレーのスキャンダルが描かれたドキュメンタリー。人生の参考になるノンフィクションをよく読みます」

3. エルメスの長財布
「バッグの中で見つけやすいイエロー。お札を折らずに、パスポートも入るので便利」

4. カルティエのリーディンググラス
「3年前に購入。今年から必需品になりました(笑)」


髙宮信乃◎イスラマバード、香港、ジャカルタ、ワシントン、横浜、ハルツーム、キャンベラで幼少期を過ごし大学はNYへ。リーマン・ブラザーズ証券会社を経て現職に。3人の子育てと仕事の両立に奔走中

この記事は、Marisol ONLINE 2021年9月15日の記事を転載したものです。
▶︎Marisol ONLINEで連載「働く女のバッグの中身」を読む

撮影=草間智博(TENT)取材・文=中村麻美

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