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Spencer Platt/Getty Images

アップルは、iPhone 13のディスプレイ交換を正規のルート以外で行った場合に、Face IDが使えなくなる仕様にしていると、複数の専門家が指摘している。

ユーチューバーのPhone Repair Guruは先日、iPhone 13のディスプレイを交換した場合、Face IDが機能しないことを発見した。特定のiPhone 13のディスプレイを別のiPhone 13のディスプレイと交換しても、Face IDは機能しないという。

iCorrect.co.ukのリック・パネザー(Rick Panesar)は、筆者の取材に「この仕様で、アップルは安価なiPhoneの修理を制限することになる」と述べた。

「これは中国の部品メーカーとアップルの戦いだ。彼らは、基準に満たないディスプレイと交換されるのを防ごうとしている」とパネザーは指摘した。

修理業者のiFixitもiPhone 13のディスプレイには「個体ごとに紐付けされたシリアルロックがかけられている」と推測した。

iPhone 13のディスプレイを正規ルートで交換する場合、アップルは229ドルから329ドルの費用を請求するが、非正規の業者に頼めば、それよりずっと安いコストで交換が行える。しかし、今回の措置によってアップルは、サードパーティの業者を締め出している。

しかし、iCorrect.co.ukのパネザーは、この仕様は本来、iPhone 14向けのものだったと推測している。パネザーによると、アップルは次期モデルのiPhone 14にディスプレイ内蔵型のTouch IDを搭載する予定で、このモジュールは非正規のパーツと組み合わせた場合に動作しない仕様だという。

アップルが将来の端末に採用するディスプレイ内蔵型のTouch IDは、画面の内部のマイクロチップによって制御され、ディスプレイを交換した場合には機能しないという。

しかし、パネザーは、今回見つかったiPhone 13のディスプレイの交換に問題が発生する仕様は意図的なものではなく、バグであり、将来のiOSのアップデートで修正されると予測している。筆者はこの問題についてアップルにコメントを求めている。

編集=上田裕資

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