世界最高峰の建築家リチャード・マイヤー氏も手がけた「ワードビレッジ」の全貌

Gateway Towers / リチャード・マイヤーによる自然光を巧みに取り入れた心地よい空間



最新&最高の生活をワードビレッジで
世界最高峰の建築家リチャード・マイヤーがハワイで初めて手がけたレジデンスという
付加価値が備わるゲートウェイタワーズ。これ以上ない贅沢な暮らしがホノルルで実現する。


地域との共存を図ったサステイナブルな居住エリア、ワードビレッジ。
建設中の2棟のコンドミニアム「アナハ」と「ワイエア」は既にほぼ売却済みということからも、その注目度の高さがうかがえるが、続いてこの6月から販売が開始されるゲートウェイタワーズは、建築界のノーベル賞とされるプリツカー賞受賞歴もあるリチャード・マイヤーの作品。「世界トップの建築家による世界トップのコンドミニアム」とは前出のヴァンダーブームの弁だが、マイヤーにとってもハワイ初のプロジェクトであり、その完成は多方面から待ち望まれている。

ゲートウェイタワーズは、円形型の「シリンダー」と刃物のようなシェイプの「ブレード」の2つの棟からなる。シリンダーは円形建造物にありがちなデッドスペースをもたない完璧な空間構成で、入り口ドアの位置を熟慮したレイアウトにより、カーブを描く窓を通してパノラミックな景観が得られるようになっているのが特徴だ。デザインコンセプトは、日中の自然光と建物自体がつくる日陰、貿易風によって流れる雲が織りなす影の移ろいを生かすこと。それを最大限に生かすべく、床から天井までの高さをもつ大開口部には、紫外線や外気の熱を遮断し涼しく快適な空間をつくる最先端の技術を用いたガラスが用いられている。「最初に彼のプランを見て、海景のフレームのとらえ方やハワイの美しい光の取り入れ方が本当に素晴らしいと感じた」とヴァンダーブームは語ったが、ミュージアムなどの公共施設だけでなく、数多くのレジデンスタワーも手がけ、居住者の要求を明確に把握しているマイヤーならではの哲学が随所に見てとれる。建築作品としてもハイクラスであることが、このコンドニアムの価値をさらに高めることは間違いないだろう。

 家具はブルトハウプ社製、水回りはドンブラハ社製と、ドイツの最新高性能プロダクツを装備。マイヤーによるカスタムデザインのバスタブや、スマホで空調などを操作できるスマートホーム機能も備えられ、そのスペックの高さを挙げればキリがないほどだ。

Gateway Towers
ホノルルで著名建築家の作品に住むという贅沢


2棟の間、約1万6,000㎡の公園ビレッジグリーンは、ケワロ湾のハーバーとワードビレッジ中心部を結ぶ遊歩道となり、2019年に敷地内に開通 するモノレール駅にも直結。ハワイ固有の植物をメインとした緑化や海へと流れる水路を設えたランドスケープデザインも美しい。
2棟の間、約1万6,000㎡の公園ビレッジグリーンは、ケワロ湾のハーバーとワードビレッジ中心部を結ぶ遊歩道となり、2019年に敷地内に開通
するモノレール駅にも直結。ハワイ固有の植物をメインとした緑化や海へと流れる水路を設えたランドスケープデザインも美しい。


海側のアラモアナ大通りやマリーナからアプローチする際に、玄関口(ゲートウェイ)が開かれるように建つ2 棟のレジデンスタワー。
全236 戸のなかには、専用のガーデンやプール、ガレージなどを備えた3 〜5 ベッドルームのヴィラ24 戸が設けられ、戸建住宅に住まうような暮
らしを享受できる。共用部分にはアメニティやカバナも完備するインフィニティプール、レジデント専用シアター、24 時間対応のコンシェルジュサービスも。

光や風を最大限屋内に取り入れるデザイン。部屋によってはダイヤモンドヘッドが一望できる。
光や風を最大限屋内に取り入れるデザイン。部屋によってはダイヤモンドヘッドが一望できる。


 円形状のコンドミニアム、シリンダーからはパノラマのような景色が楽しめる。
円形状のコンドミニアム、シリンダーからはパノラマのような景色が楽しめる。


Waiea
2フロア占有のペントハウスはまさに天空の楽園


少ないユニット数ゆえ、ハワイでも有数の広さを誇る最高級のレジデンスとなる。
少ないユニット数ゆえ、ハワイでも有数の広さを誇る最高級のレジデンスとなる。

ワイエアとは、ハワイ語で「生命の水」。空中から解き放たれるフィッシングネットをイメージするファサードは、この地に伝わるハワイの伝説から着想を得ている。地上36 階建て。ユニット数はタウンハウスを含む全171 戸。最上階の2 フロアを占有するグランドペントハウスの総面積は1,950㎡超と全米でも最大級を誇り、約334.4㎡もの海を一望するラナイ、7 ベッドルーム、専用のインフィニティプールも併設。2016 年夏竣工予定。

すべてのユニットの天井が通常物件より30cm高い3m。アラモアナビーチを目の前にゆったりとした居住空間が広がる。
すべてのユニットの天井が通常物件より30cm高い3m。アラモアナビーチを目の前にゆったりとした居住空間が広がる。

キッチンの家電は最新のミーレ社製品で統一。
キッチンの家電は最新のミーレ社製品で統一。

ポリフォーム社のダブル・ウォークイン・クローゼットも標準装備。
ポリフォーム社のダブル・ウォークイン・クローゼットも標準装備。


Anaha
さまざまな角度で光を反射する斬新なファサードが魅力


ダイヤモンドヘッド側に位置し、アラモアナ・ビーチパークから1ブロックというロケーション。
ダイヤモンドヘッド側に位置し、アラモアナ・ビーチパークから1ブロックというロケーション。

アナハとは、ハワイ語で「光の極致」。波打つファサードは、この地域の海岸線の形を意匠化したもの。地上38 階建て。ユニット数はタウンハウスを含む全311戸。37 階に1フロア2ユニット、34~37 階に1 フロア5 ユニットのペントハウスがある。公共スペースにはオーシャンビュープール、サウナ付きスパ併設のフィットネスセンター、パッティンググリーン、ドッグパーク、子どもの遊び場など
も完備。2016 年夏竣工予定。

シェブロン模様のオークウッド製フロアがシックなリビング。
シェブロン模様のオークウッド製フロアがシックなリビング。

ミーレ社製の最新家電、スタジオベッカー製のキャビネット、36本収容のカウンター型ワインセラーも標準装備。
ミーレ社製の最新家電、スタジオベッカー製のキャビネット、36本収容のカウンター型ワインセラーも標準装備。

二重構造のガラスが静かな空間を約束。
二重構造のガラスが静かな空間を約束。

水回りはドンブラハ社製。
水回りはドンブラハ社製。

 
なお、この世界屈指の都市開発計画の全貌を紹介するワードビレッジの日本におけるセールスギャラリーが、東京・白金台に開設されたばかり。物件の詳細はそちらでじっくり確認してほしい。

ワードビレッジ ジャパン ギャラリー
東京都港区白金2-5-16-801 0120-635-008

text by Miho Sauser | photographs by Tetsuya Miura

この記事は 「Forbes JAPAN No.12 2015年7月号(2015/05/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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