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(C) Hilton

ペット同伴の旅をする人はこのところ増えている。米ホテルチェーンのヒルトンはこのトレンドを踏まえ、長期滞在型ホテル2ブランドで、ペットのための一連の新たなサービスを導入する。

ペット用サービスが拡充されるブランドは「ホームウッド・スイーツ」と「ホーム2スイーツ」。ホームウッド・スイーツはホーム2スイーツに続き完全ペット対応となり、これによりヒルトンでペットと宿泊可能な長期滞在型ホテルは2022年までに約1000施設へと増える予定だ。こうしたホテルでは客室だけでなく、共有スペースの多くでもペットの持ち込みが許可される。さらに両ブランドは来年までに、これまでホテルにより違ったペット料金を、北米の全施設で1度の滞在につき50ドル(約5500円)に統一する。

一部のホテルでは、無料でペット専門家からのサポートを受けられる試験プログラムも実施予定だ。米菓子大手マースのペットケア部門マース・ペットケアのプログラム「ベター・シティーズ・フォー・ペッツ」に参加するマイアミやナッシュビル、フェニックスなどの5都市に滞在する客は、旅をより快適にする上で役に立つペットの「健康や振る舞いに関する質問」を同社の専門家に尋ねることができる。

同プログラムは、各都市のペットに優しい環境づくりを支援するもの。ヒルトンとの新たな提携により、このコンセプトがホテルに適用される。電話やチャットを通じて専門家から得られるアドバイスにはこの他、ペットのために持参すべきものや、ペットを連れて行く場合のエチケット、旅行中に健康上の問題が起きた際に獣医の診察が必要かどうかを見極める方法などがある。

長期滞在型ホテルや貸し別荘は、人で混み合ったオフィスを避けて遠隔勤務をしたい旅行者などに人気だ。長期旅行にペットを同伴することで、旅はよりリラックスできるものになる。

ヒルトンは米国動物虐待防止協会(ASPCA)の調査結果として、米国で新型コロナウイルスの流行中に新たなペットを迎えた家庭が20%近くに上ると指摘している。また、米コンサルティング企業KRCリサーチが行った調査では、ペットを所有する人の85%が来年中に旅行を計画していると回答。そのうち65%はペットを同伴させることを計画していた。

ヒルトンの長期滞在型ホテルブランドは、遠隔勤務と車での長期旅行、そしてペットとの旅行に対する需要のすべてを一つの商品で満たすことを目指している。ホテルでは、近くの公園や、ペットと一緒に行けるレストラン、ペット用品店、24時間利用可能な獣医サービスなどの現地情報を提供する。長期滞在型ホテルの多くでは、犬用おやつや、飲み水を入れるボウルも用意されている。

編集=遠藤宗生

ヒルトンホテル

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